喪女日記

喪女が周りの人間に言えないことを吐き出すためのブログ。のろけだの美容系だの喋りたい。

元彼との別れと婚活の始まり

さて、2018年4月。私は大変ヤキモキしていた。

なぜなら、付き合って3、4ヶ月という楽しい盛りの時だというのに、彼氏と会う頻度が月に一回まで減っていたからである。ゴールデンウィークこそは会いたい。そう主張した私に対する彼の言い分はこうであった。

 

「仕事のために取る資格の勉強で時間がない、試験後の連休も家のことやったりして自分の時間を作りたいから会えない」

 

今なら少し冷静になっているから、まぁ社会人になりたてで、地元と離れた場所で頑張ってるんだからそんなもんかな……と思えるのだが、初彼氏で浮かれまくっていた私は理解ができなかった。

当時の恋愛経験ゼロ喪女の知恵を絞りに絞って可愛く「ほんの少しだけでも会いたい」と言ってみたのだが、彼はとうとう言った。

「ずっと言おうと思ってたんだけど、別れよう。君は悪くなくて、俺に余裕がないだけ。大切に思う気持ちは今でも変わらない」

2年も前のことだが、けっこうショックだったらしく今でも細部まで覚えている。ずっと言おうと思ってた、というのに衝撃を受けた。お互いに会えなくて寂しいと思い込んでいたので、悲しみとも怒りとも言えない気持ちになった。

そして、この言葉は恋愛経験皆無の喪女にとってとてもしんどかった。私に悪いところがなくて、相手も私のことをまだ好きなのなら、別れる必要なんてないじゃんと思った。理系のくせに非論理的だと思った。

私はこれなら説き伏せられるのではないかと思った。私たちは別れ話を電話でしていたのだが、案外私からはぽろりとも涙が出なかった。泣いていると思われた方が懐柔しやすそうだと思って、たまにわざと鼻をすん、と鳴らすほどだった。

 

「まだ好きなら今のままでもいいじゃん、会える時に会って、それでいいじゃん」

「君が言うならそうでもいいけど。いいの?俺が会いたい時に会って、でいいの?」

「だって好きだもん。我慢する」

会話の最中、私は何度も鼻をすするフリをした。鼻声で話した。別れを回避する方法を考えた。こうなってくると、さっきの衝撃でぐらぐらしていた頭が次第にはっきりしてきた。口では「好きだから」「支えたい」と言いながら、我ながらなんかおかしいな、と思ってきた。確かに好きではあったが、例えば一生待ち続けるとか、彼の都合の良い時にだけ会いに行って、彼のやりたいことだけして帰るのはおかしい気がした。

 

気がつくと、私は「やっぱいいや、めんどくさくなってきた。別れよう」と言っていた。自分でも驚くほどあっさりとした終わりの一言だった。

 

当時は自分の気持ちがよくわからなかったけど、今から考えるとよく理解できる。多分私は、喪女のプライドを持っていた。多分今でも持っている。

彼氏いない歴=年齢の女として、私は誰にも依存せず生きることができるという自負があった。

彼氏から連絡がないからといって毎晩スマホを気にしながら寝る自分が嫌だった。彼氏と会えないのが辛くてTwitterに出来の悪いポエムみたいなのを書く自分が嫌だった。結婚を焦っているのに彼氏にはっきりと伝えられないうじうじしている自分が嫌だった。

このウジウジした悩みも恋愛の醍醐味なのかと思っていたけど、半ば演技とはいえ別れ話で彼氏に泣いてすがるという、私の最も嫌悪する女の行動をしてみてわかった。私には向いてない。そんな私を私と思いたくない。私はいつでも笑顔で楽しく生きていたい。

 

別れた翌日からアプリに登録して、婚活パーティーの予定を入れたのも喪女のプライドだった。

いつまでも別れた彼氏のことを考えてウジウジする自分にだけはなりたくなかった。

切り替えの良さが自分の長所だと昔から思っていた。失敗を分析して次に進める賢さが自分にはあると思っていた。

どうせ次の彼氏ができたら元彼のことなんてすぐ忘れる、と斜に構えて思っていた。

 

 

結果的に言うと、多分これが私にとっては正解だった。

実際の性格は置いておいて(実のところは割と女々しくて寂しがりで引きずるタイプだが)、「どんな自分になりたいか」を第一に考えるのが良かったんだと思っている。

 

ほとんどがむしゃらに、何も考えないように、吹っ切れたふりをして婚活をしていると、だんだん本当に吹っ切れてきた。男女の違い論みたいなのは嫌いだが、女性の恋愛は上書き保存とはよく言ったもので、確かにたくさんの人とのやりとりの中で右往左往していると元彼への執着みたいなものは薄れていった。

 

こうして夢みたいな初彼氏との日々が終わり、より必死さが増した婚活が始まったのだった。

 

 

結婚しました

このブログ始めたきっかけとは別の人とな!ガハハ!

 

2018年のGW頃に別れて、「アラサー、喪女、デブ」の三重苦を持った私は目を覚ましました。

そうだ、婚活しよう。

 

というか、元々婚活をしていたはずなんですよね。どうして結婚願望もない年下と付き合おうと思ったのか、今から考えると不思議で仕方ない……。

どうせ誰にも教えてない惚気ブログだったのですっかり存在も忘れてましたが、私は自分の黒歴史を見てじんわりと胸を痛めるのが好きなので今までの記事は残しておこうと思います。

 

そして、誰のもとに届くかは分からないけれど、とりあえずアラサー、喪女、デブ、ブスの三重苦を持った私が結婚まで至った話でも記しておこうと思います。

アラサー、喪女、デブ、ブス、根暗の三重苦を持った私でも結婚できるんだという事実は多くの人に希望をもたらすのではないかと思ったので……。

三重苦は羅列しだすと八百万重苦ぐらいになりそうなので最終的に五個で我慢しますが、とにかく婚活するすべての人に幸あれと願っています。

 

バレンタイン

きました!バレンタイン!!

延期になっていたあの!!バレンタイン!!

 

この日は彼が仕事だったので夜に集合。なお、翌日は資格試験のためこの日は必ず帰らなければならない。

くっそー、めちゃめちゃ、イチャイチャ、したい!!月のホルモンバランスの関係からもうめちゃめちゃイチャイチャしたい!!!

前日から電話で「イチャイチャしたい!むり!女の子の日前だからムラムラする!」と電話で愚痴ってたんですが、もうね。彼氏が。それを完全に面白がっている!!

お酒のんで二杯目ぐらいで「顔赤くなってる」とほっぺた触って、耳も触ったり。

掘りごたつだったんだけど、テーブルの下で足触ってきたり。さすがにきわどいってところまで足入れようとしてきたり。

こっちは万が一、いや億が一の「やっぱり泊まる?」を心のどっかで期待して準備も一応してきてるんだからやめてー!!状態。もちろん、ここで「泊まる?」とはならないのが彼という人間なのですが。やることはね、やらなきゃね…仕事だもの…。

この日はバレンタイン+試験前日に無理して来てもらってるという負い目があったので、お店は私が予約して支払いも私がする気満々。食事が終わってからトイレ行くついでにお支払を済ませておきました。

 

あとはチョコレートを渡すだけ!!!

戻ってから隣に座ろうとすると、彼が黙って奥にずれてくれました。個室居酒屋に来るとついついね、やっちゃうんですよねぇこれ。付き合う前のご飯からの定番になってしまっている。

私が「今からいいって言うまでぜったいにこっち見ないで!」と言うと、「はいはい」と返事しながら向こうをむいてくれる彼氏。素直でよろしい。

紙袋から箱を取り出して、彼の好きなキャラクターの紙袋に詰める。彼、なんか知らないけど外国の某有名犬キャラが大好きなんですよ。ちょうどそのキャラクターが日本にきて50周年らしくて、記念商品が出ていたのでそれをチョイスしてきました。それは机の下に隠して借りてたCDを出して。

私「はい、もういいよ。」

彼「?これなに?」

私「借りてたCD。ありがとね」

彼「ああー…。はい、確かに。」

 

こういう地味なサプライズを仕込んでしまうのがほんと…癖というか…。後で帰るギリギリに渡そう、と思ってすぐにはチョコを出さないつもりでした。

そのまま隣に座って二人で先週のライブの話なんかをしていると。彼がお酒を飲んで、こちらを向いて

 

彼「りんご梅酒味のチューしよ」

 

オメーさては酔っぱらいだな!??!!

おとなしく目を閉じる私も私ですが…。付き合った後、初めてディープキスしたときも同じ手法を取られたのですが、口移し(というのかこれ??)がお好きなのかしら???

(後日聞いたら別に好きなわけではなくて「キスの口実」だそうでした)

 

しばらくりんご梅酒味を堪能していると、気がつけば彼の手が後頭部に回されていたり。逃げられない!

忘れかけてるけどここ居酒屋ですからね、変なことしちゃだめ!キスの音が他の人に聞こえてしまうんじゃないかと思ってびびって音が鳴らないようにしたり、すぐに離れようとするんだけど、後頭部が押さえられているからなかなか…。

普段は何されても「いいよ」「嫌じゃないよ」と受け入れるし私もノリノリなのですが、今日はとにかくだめ!!!!したくなってもできないからだめ!!!

そうこうしているうちに彼の手が自然と胸の方に伸びてきたり。だ~か~ら~!!だめだっつってんじゃん!!

 

私「だめだって今日は…」

彼「だめ?だめってなに~?」

私「だめはだめ!嫌じゃないけどだめなのー!我慢してるんだからー!」

彼「だめって日本語わかんない、魚とか動物の名前~??(酔っぱらってるのかわけわからんことを言っている)」

 

途中で、この人「だめ」って言われることに若干面白がっているというか、嫌がる私を面白がってる?ということに気がつきました。普段こんなにグイグイ来てくれることないのに!不本意~!!!

 いよいよ怪しいところに手が伸びてきたので、我慢できなくなりそうな気がして彼の頭を軽く叩いちゃいました。それにしても、ひどい。私が我慢しているのを知ってのこの所業。我慢できなくなっちゃうし、我慢できなくなってもお泊まり不可能なんだからどうしようもないのにー!!!

 

「もうかえろう!!!」と私が言ったのでお開きの感じになったのですが、その前にチョコを渡さないと。彼の大好きな犬のキャラが描いた紙袋を見て、彼が「紙袋いいじゃん!!」と絶賛。ふふふ、中身も喜ぶぞ…と思ってはいたんですが。中身を見たら思ってたより数倍以上の喜びかたしてくれました。笑

彼「わー!!すごい!!あけていい!??!!」

私「君のだから好きにしていいよ」

犬のキャラクターにはしゃぐ成人男性。笑

始終にやにやしてたのに、急に顔をキリッとさせて「ほんとは俺がス○ーピー別にそんな好きじゃないって言ったらどうする?」と謎の絡み方をしてきたけど、またすぐに顔を綻ばせて「わー!すごいー!○○も描いてるー!!」って箱いじりだしたので、かわいすぎる。めちゃめちゃ好きじゃん。

紙袋の中に入れていたお手紙には気付かれなかったので、「お家に帰ったらもっとちゃんと見てね」と念押ししてお片付け。無事、翌日お手紙に対するお礼もいただきました。笑

 

コートを着るとき彼の分も取って手渡したんですが、そのときに、ふと彼のね。あの。あそこを。見ちゃったんですけども。あ、あら???あれ、ひょっとして、ちょっとだけ、大きくなってる??

見てはいけないものを見た気がしつつ、興奮してたの自分だけじゃなかったんだなーなんて安心しつつ。男性ってそのまま帰って大丈夫なのかなーとか思いつつ。まぁ、コートでしっかり隠れてしまったのである意味ホッとしましたが。

 

鞄も持ち、さぁ出ようかというところで彼から「ちょっと待って」と言われて腕を掴まれる。

そのまま壁の隅まで追いやられて、壁に手を置かれて。あ、キスされる?かな?と思って目を閉じたけど、来ない。

そっと目を開けると至近距離に彼がいて、じっとこっちを見てる。あれ?チューしないの?なんて思いながら首を伸ばしてこちらからチューしようとしてるんだけど、絶妙に届かないー!!もどかしい!しかもちょっと避けられてる!?

 

私「えーっ!?なに!?なに!?なんで!!なに!?」

彼「…………」

私「なに!?ほんとになにー!?」

 

たまに近くなるから、やった、チューしてもらえる!と思いきや、また離れたり。焦らされてるのがわかってドキドキしてしまいました。

しばらく「なになに!?チューしないの!?」と慌てていると、ちょっと笑ってから後頭部に手を添えられて、引き寄せられてキスしました。いや。もう。とろける…これは…耐えられない…

シチュエーションに酔ってしまって気持ちよくて、腰が抜けてしまってずるずると壁にもたれながらしゃがんでしまいそうになるのを、彼の手が阻止して、また壁に押し付けられて、その最中も手が太ももをまさぐっていて。

ほんとに力がぬけちゃう、と思ったときに耳元で「もっとさわっても、いい?」と聞かれたので、「だめにきまってるでしょー!!」と頭を叩いて個室から出ました。笑

 

個室からでて彼が伝票を取ろうとすると……当然ない。

彼「ん?あれ?伝票ここになかったっけ」

私「大丈夫、伝票なんてものは最初からなかったんですよ」

彼「??」

 

若い店員さんに「とりあえずレジまで行ってもらったら」と言われ(ごめんもう払ったんや)混乱しつつレジまで行ってから彼がようやく事態を把握。面白かった。私スマートすぎるよね、ふふん、と思っていたら彼が靴箱の隅までぐいぐいと迫ってきて

彼「ちょっと!!いつのまに!!ちょっと!!!」

私「ふふーんスマートやろ」

彼「もー!なに!俺めっちゃ情けないやつじゃんー!」

その場でへなへなとしゃがんだここで初めて私のやらかしたミスを自覚しました。いや、スマートすぎ。やりすぎた。毎回たどたどしくも私のためにお金出してくれてる彼氏のプライドへし折ってしまった。

めちゃめちゃ反省したけど、変なところで素直じゃないから「いつものお礼」とぶっきらぼうにいってしまった。ばかばか。

 

帰りはいつものように手を繋ぎながら二人のお別れの駅まで、と思ってたのですが、残念ながらいつもと違う改札にすぐについてしまいました。

彼「あ、改札じゃん。○○の乗る電車なんだっけ」

私「地下鉄だけど、ここから歩いていけるよ。でもなー、お別れするの寂しいなー、彼氏がいつものところまで送ってくれたりしないかなー」

彼「えー、めんどくさい」

私「な……!!ひ、ひどい……!!」

とか言いながら、握った手の力は強くなってるし、改札は通りすぎてるし。結局いつもの改札まで二人で手を繋いでいきましたとさ。めでたしめでたし。

レッツライブ!!

今回は三連休をつかい、某バンドのライブへ行ってまいりました!!!!

 わりと紆余曲折ありライブへ誘ってもらったのですが、楽しかったー!!でもバレンタインは死んだ!(日程的に)

 というわけでまずは死んだバレンタインの話から始めます。

 

旅行前日、私はわりと一生懸命クッキーを作っていた。

何故か。それは2月11日、12日という日程で行われるデートで彼に何かしら手作りのものを渡したいという思いからであった!!!

しかしこれはバレンタインではない。バレンタインのためのお菓子作りではないのである。本来は11日に手作りの、凝ったバレンタインチョコを渡すつもりだったのだが、彼から「ごめん、その日ライブが関東であるから無理だった」とデートを断られたのである!

その後ライブいいな~という話のなかで「チケット余ってるけど一緒に行く?」と誘ってもらったのでこの日程で出掛けることになったのだが、そのときには「バレンタインデートは17日にしよう」という話になっていたので、私は市販のチョコを用意してしまっていたのである!!

17日に会えるならバレンタインチョコはその日でいいか。でもなんかせっかくだからお菓子作りたいな~クッキーでも焼くか~どうせだったら持っていこうかな~

そのような気持ちで私はクッキーを焼いていたのであった。

尚、遠征中のホテルで17日のデートの話を振ると「ごめん、17も18も仕事になった」とのことだったのでバレンタインデートは延期どころか中止なのである!!!あらすじおしまい!!!

 

まぁでもライブ自体はたのしみ。学生時代ずっと聴いていたバンドなのでめちゃめちゃ楽しみ!!!!

そう思いながら出来上がったクッキーをキャリーバッグに詰めて私は一人新幹線に乗りました!。(彼氏の実家が関東なので別の日程で向かった)

 

12時ごろに東京駅で待ち合わせ。なんかこういうのもたまにはいいな、と思いつつ合流。

東京駅でご飯を食べました。いつものごとく「ご飯は俺が出すよ」とのことで、スマートにお支払…うーっ、かっこいい!!と思いながらすごすごとお金を財布に戻す私…。いまだにこの瞬間どんな動きをしたらいいのか分からない…。ご飯食べ終わってから、出発前にトイレにいこう、となってトイレのなかで一息ついてから、お店に二人揃ってキャリーバッグ置いてきたことを思い出しました。慌てて出てから彼氏に「鞄!!」と言うと、「俺もトイレで思い出した!!」とのこと。似た者同士すぎてダメダメだー!

その後、二人とも大きな荷物を持っていたのでロッカーを探すことに。

 

彼「ホテルのある駅のロッカーに入れよう」

私「あいてるかな?」

彼「大丈夫でしょ、たぶん」

 

その時点ですでに1時くらいだったけど、まぁ関東出身の彼が言うことだから間違いはないのだろうかと。思って。黙ってついていきました。

いざホテルのある駅に着くと。ロッカー、全滅!!!どこ探してもない!!!できればそのままライブ会場へ行きたいので駅構内で探してみたけど、ない!!全部閉まってる!!

 

私「どうする?」

彼「会場まで持っていって会場付近のロッカーに入れる?」

私「えっ、無理じゃない?駅からホテル近いならもういっそホテルに預けに行った方がいいかもよ」

彼「うーーーん…いや、会場まで持っていこう!」

私「(まじか)」

 

いやでも関東出身の彼が言うことだから以下略

いざ会場付近の駅へ着くと!!!ロッカー、全滅!!そりゃそうだ!!!さらに会場近くのロッカーも全滅。そりゃそうだ!!!大荷物で物販に並び、写真撮影列に並び。このまま席に持っていってもまぁええけどね!という感じでした。

彼も申しわけなさそうにしてたし。「次からちゃんとホテルに預けに行こうね」と諭しておきました。そろそろオカンになりつつある私…

結局開場してから、会場の中のロッカーに即座に預けることで事なきを得ました。セーフ!!

 

ライブ自体はめちゃめちゃ楽しかったです!!昔から一度はライブに行きたいと思ってたけど機会がなかったバンドだったし。昔よく聴いてた曲もやってくれて楽しかった!

なんか、生まれてこのかた喪女やってきて、このバンドの曲聴いてた中高生の頃なんか、ほんとあまりにもオタクで、好きな人に声かける勇気もなくて、だらだら暮らしてて

なのに今ではこのバンドのライブに、なんか知らんけど彼氏と来てる。私の好きだったものが好きで、他にも趣味が合って、今のところ波長も合う私のことたくさん考えてくれる、そんな人と出会って付き合ってこんな遠いところまで来てる。

なんかその事実が不思議で、これほんとに現実なの?って思いました。夢見心地というか、もしかして夢なんじゃないの?みたいな。私すでに死んでて天国で見てる夢なんじゃないの??みたいな。

 

あっという間の三時間で、ため息をつきながらぼうっとしつつ彼と一緒に会場を後にしたのですが、やはりそこでも現実味がない。やっぱりこれ夢?今覚めるんじゃないの?みたいな。会場近くの施設の木がイルミネーションでライトアップされていて、余計に夢みたい。今目覚ましが鳴って起きたら私絶対自殺する。

しかし、外に出た瞬間襲ってきた寒さに頭が覚醒!!さみー!!!!!こ、こ、これは、夢じゃ、ない!!!!

 

私「さむいー!!」

彼「文句?」

私「ちゃう!!現状把握!!!寒いという現状を認識している!!!」

 

一気にロマンチックでセンチメンタルな気持ちが吹き飛びました!この幸せなのも寒いのもぜーんぶ現実!!

荷物があるのですぐに電車に乗り、ホテルに行くか~というところでなんと。ホテルが事前に言っていた駅と違うところにあることが発覚しました。

彼「えっまって…ごめん…だめじゃん俺…」

私「いやいや!今分かってよかったよ!!降りてからだと悲惨だったよ!!」

というか荷物もその駅に置いてたら危険だったかも!?危ないところでした。電車のなかで「何ていうところに泊まるの?」と確認してよかった。

駅からは彼氏のナビゲートで歩き。どこかでご飯食べようか~と言っていたのだけども、どんどん寂れたところへ向かっていく。結局周りにお店がないようなので、チェックインだけして近くのコンビニで晩御飯と朝御飯を買うことにしました。

彼「ごめんなんか…半端な位置にあるホテルとっちゃって…」

私「えっこんなもんでしょ!?部屋綺麗だったし、旅行きたって感じで楽しいよ!」

彼「ほんとな~、そう言ってくれるんだもんなぁ…(なんかしみじみと嬉しそう)」

というか、私としては彼と一緒にいるだけで幸せなので、場所とか時間とかなにするかとかどうでもいいのです。

 

ご飯を食べ終わるともう11時。お風呂にさっさと入ってしまおう!ということで、私から入らせてもらえることに。順番にお風呂に入って、彼氏がお風呂の間に必死でスキンケア終わらせてむくみとりのマッサージして。でもさすがに三時間新幹線で座りっぱなしのあと三時間ライブで立ちっぱなしの足なので完全には戻らず…。悲しい…。

お風呂から出ると、彼の好きなバラエティー番組が始まったので、なんかもう私そっちのけって感じ。さみしくなったのでベッドに寝転がっていると、番組が終わってから彼氏が隣に寝転んで「布団かぶろうか」って言ってきてくれました。

そう。そういえばこの部屋ダブルベッドだったんですよ…ダブルベッド…憧れのダブルベッド…

なのに真ん中でぎゅうぎゅうに抱きついて寝る謎の二人組…

前のお泊まりが確か二週間ほど前で、ちょうど私が生理になっちゃったんですよね。先週はお外デートでお泊まりなしだったし。イチャイチャしたい!!と思ってたんですけど、彼はもうすでにネムネムモード。抱きついても、くすぐってみても、笑いながら私の頭を撫でてくれるだけ。

こなくそー!と思い、彼の着てるジャージから見えてる胸元にちゅーしてみたり、首にちゅーしてみたりしたけど、「なにしてんの」と笑われるだけ。誘ってんの!!

まぁでも私も仕事と同じ時間に起床して1日動き回ったしすっかり疲れてるし。このままイチャイチャできないで起きてるだけなら寝るか…向こうもその気じゃないのに誘ったらうざがられるだけだろうし…。

二人でひっついていると、彼もほんとに半分寝ているような感じ。電気をつけっぱなしだったので、「つけたままでいいの?」と聞くと「もう寝るの?」とのこと。いや、君が寝にくいかと思って聞いたんだけど。

電気を消してもらって、二人でぎゅっとひっついたままで寝ました。これ、イチャイチャなしの状態だと生殺しすぎる~!!前はエッチなしにひっつける男性って素晴らしいなと思ってたけどこれはこれで!!焦らされてるー!!!結局悶々としてしまいちゃんとねむれず、一時間ほど寝ては起きるというのを一晩繰り返してしまいました。

 

朝はちょい早めに起床。のはずが、彼が全然動かない。「ねむい~」とか言いながら二度寝してる。この人朝苦手なのかしら?

私も一緒に横になったまま、またくすぐったりして遊んでたんですが、急に彼ががばっと起き上がって私の上に覆い被さってきて。ぎゅうっと抱き締めてから、ちゅ、と軽くだけ唇を合わせて。

彼「起きたてだからこんだけね。はい、ご飯食べよ」

ハァ~!!!私が寝起きチューの口臭と口内の細菌を危惧していることを覚えられているー!!!!!(ムードゼロ)(なお私は事前に起きて、もしもの寝起きチューに備えて歯磨き完了済み)

朝御飯を食べたあとも彼はごろごろ。私は化粧などに時間がかかるので、先に動き出しました。彼の前で着替えられないので先にルームウェアのままメイクだけ済ませて彼のところに戻ると、まだごろごろタイム中。私も横に寝転んでごろごろ。彼は「シャワーしたい」とか言いつつもいつまでも寝転んでいる。またぎゅっとされたので抱きしめ返していると、彼が上に覆い被さってきました。

なんというか。この覆い被さられるのってけっこうぐっときますよね…重みがこう、押し倒されているぞという感じがするというか…

ちょうど彼が私の胸に顔を押し付けるように抱きついていたので、耳が丸見え。いたずらを思い付いてしまったのでこれはやるしかない!

私「もうちょい上に来て」

彼「?うん(素直に来る)」

私「シャワー浴びるんだよね?」

彼「うん」

私「…じゃあ、ここ舐めてもいいよねぇ」

弱点を敵に晒すとは愚か者よ!焦らしぎみに舐めていくと、生娘のような声を出し始めたので私の中の嗜虐心とかいうものもふつふつと沸き立つわけです。やっぱりちょっとSなのかも?しばらく遊んでいると、足にちょっと反応したモノが当たるようになってきたり。

彼「もー!!」

彼も気がついたのか恥ずかしそうにまたぎゅってされました。かわいい!かわいすぎる!!!!わたしにモノがあったらすでに抱いてた!!!そのまま、また私の胸に顔を埋める彼。

彼「あのさー、昨日の晩さぁ」

私「うん」

彼「イチャイチャしたかったんだけどさぁ。久しぶりのお泊まりだし」

私「うん」

彼「でもさぁ、ここそういう場所じゃないからだめかなみたいな…感じに思って…しなかったの」

なんとまぁ、我慢してたのかい!あれで!めちゃめちゃ眠そうに見えましたけども!!そんな中、廊下から他の人たちが部屋を出ていく音が聞こえ始める。うわ、めっちゃ壁薄い…

 彼「駄目だよなぁ、だめだよ…うんうん、だめなことだよこれは」

とか言いつつ私の太ももに手を滑らせる彼。「どこさわってんのー」と笑ってみると、「だめだよねぇ」と彼。そりゃだめだよね。声聞こえちゃうかもしれないもんね。なんて、私もすっかり期待しているわけですが。

彼「……だめ?」

私「……だめ、じゃ、ない」

上目使いで聞くのはずるくない!?庇護欲煽られる~!!!!ママになっちゃう~!!!(ハァ?)

彼「外に聞こえちゃうから声我慢ね?」

はい!!!!!!シチュエーションCDきました!!!!

朝なので最後までは致してない(というか男性ってすると眠くなったりしちゃうのよね?)のですが、まぁ、もちゃもちゃしました。しあわせ。

 

さて、この日は秋葉原観光です!私も彼もオタク趣味があるのですが、特に私はラブライブが大好きなので聖地にいってみたかったのです!今更すぎるけど!

秋葉原の駅のコインロッカー(今日は早めだったのでちゃんと置けた!)に荷物を入れて、いざオタクの町へ!さっそく、劇中で大好きなキャラクターが巫女さんをしていた神社へ行きました。入り口の階段もそのままだー!!!彼氏が「(私の写った状態で)撮ってあげようか?」と聞いてくれたのですが、自分が写ったら作品の世界観が壊れるので遠慮しました。

彼と神社行くのは初詣以来ですね。日本神話モチーフのジャンルも通ってきたので神社大好きなのでめちゃめちゃたのしい。彼も楽しんでくれていてなによりです。絵馬も話に聞いていた通り、みんなイラスト描いてるー!これは私もやらねば!!絵描けないけど!

参拝の列に並んでいるときに彼がふと一言。

「あとであそこの売店で買い物してなにか食べよう」

!!!!!嬉しい!!!!(食べるの大好き)

食べ歩きしてくれる彼氏ほんと最高ですね…。いつも女の子と遊びに行くとみんな「お腹いっぱいだから~」って一緒に食べてくれないもんな…。

彼の方も、けっこう食べる私のこと気に入ってくれてるみたいですが。「お腹すいてる?」って聞いたときに毎回「うん」って言うところがいいらしい。常に腹の減ってる女みたいになってるな私…実際そうなんだけど…

 

境内の休憩場所で座って、二人でソフトクリームを食べることの、なんと幸せなことよ…。デートのソフトクリームって憧れじゃないですか??一口ずつ交換なんてしちゃって、ウフフ、ってかんじ。

そのあとは絵馬を描きました。彼は「ぜったいに書かない!」の一点張りだったので、しかたなく私だけ絵馬を購入。借りたペンで好きなキャラを描いているのを横から見ている彼。お世辞か本気か褒めてくれたんだけど、女オタクが描く最低限の絵だからね、ってかんじ…。

 

その後はお昼ご飯を食べて、秋葉原の街を歩きました!本当はメイドカフェへ行きたかったんだけど、彼あんまり乗り気ではなかったのかな??私がラブライブの話をするのを聞いて「アイドルとかも今まで興味出たことない」と言ってたので、そういうもんなのかなぁ。みたいな。まぁアイドルにどっぷりだとさすがに嫉妬しちゃうからそれはそれでよし。私自身も生身のアイドルそんなにのめり込むほど好きじゃないし。

秋葉原の街ってほんと、右を見ても左を見てもアニメ絵の看板があるじゃないですか。萌え系みたいな。

彼「俺こういう絵柄、可愛いとは思うけど好きではないんだよね」

私「え、そうなんだ」

彼「萌え系とか別に。でも好きだったらエロゲーとかどはまりしてたかもしんない」

私「それは危ないところだったね…」

彼、ほんとオタク趣味なのに、オタクオタクしてないというか…。女の子ウケしそうなものが好きなんですよね。それはそれで、Twitterとかで女の子の知り合い多いのでは!?!と不安になりますけど。話が合うのでたのしい。彼氏なのに、たまに友達みたいな感覚で話せるのがいいんですよね。

 

歩きながら、ふと入ったゲーセンでVRを発見!ずっと二人ともVRをしたがっていたので、この機会に行ってみよう、となりました。ちなみにラインナップは2つ。銃で撃つアクション系のやつと、某6つ子とお風呂に入るやつ。わっ…おそ松さんVR、やりたい…!!!4男と一緒にお風呂、入りたい…!!

少し前まで重度の夢女だったので、めちゃめちゃ惹かれるんだけど、だめだ!これ大阪でもあるからまた友達といこう!!と思っていたら彼が「おそ松やろうよ!」とのこと。まじかよ!!!!!

初VRがまさか彼氏と、しかもおそ松になるとは…。VRなので別ブースに座ってるんですけどね。いやはや。くだらなかったけど楽しかった。彼も「VR童貞をおそ松で卒業するとは…」と言ってたので面白かったです。

 

帰る予定までまだ時間があったので、池袋に移動することに。乙女ロードのあるところだ!!とテンションの上がる私。駅について歩いていると、どこかでイベントをしているのか、レイヤーさんたちが歩いていて、おおーっという感じになりました。秋葉原より雰囲気が安心する。ここがマイホームだって感じがする。人類みな兄弟。

サンシャイン60という展望台にいって、いろいろ楽しんできました。

子供向け?かわからないですけど、鏡を使ったブースなんかがあったので二人で「すごーい!」といいながら遊びまくったり。万華鏡が大量にあるブースでは、全ての覗き穴から見える万華鏡が違ってテンション爆あがり。

私「君、むこうから攻めて!私こっちから撮っていくから!全制覇しよ!(これ、カップルとして正解かな?)」

彼「わかった!」

しばらく真剣に撮っていると、彼が後ろから声をかけてきました。

彼「本気で全部撮るの?笑」

私「撮らないの!?」

どうやら全制覇したかったのは私だけのようで…。悲しみ…。コンプリートできていない状態で次の方へ進みました。そこにもVRがあったので体験。こっちの方が面白かった。笑

 

そのあとはてきとうにサンシャインシティをぶらついて、秋葉原に荷物を取りに帰ってから東京駅へ。新幹線のチケットにめっちゃ人が並んでいてひやっとしました!

自動券売機の方がすいていたのでそちらで購入。二人とも降りる駅が違うので自由席狙いです。

 

隣に座れないと意味がないので、必死に座れそうな新幹線探して走り回っていたとき。

彼「荷物重くない?持とうか!?」

私「余裕やからいける!!!!(軽々と荷物を持ち上げ階段をかけ上ったり降りたり)」

後で冷静になってから、もっとか弱い感じになればよかった……!!と後悔。

 

無事に予定していた頃の新幹線に乗ることができました。駅弁を食べながら、「旅行みたい!」と言ってしまって、「だから旅行だって」と笑われる私。うーん、幸せ。

二人とも疲れていたので口数も多くはなかったけど、無言でも一緒にいられるのが幸せですね。

 

さて、帰りの新幹線ですよ。私はすでに手持ちのお土産用紙袋の中に手作りクッキーを忍ばせているのですよ!

私「小腹すいたら言ってね」

彼「え、なになに?フリスクくれるの?(いつも私が持ち歩いている)」

私「フリスクでお腹膨らませたら胃がシューンなるやろ!ちゃうよ!」

彼「なに?龍角散?(たまたまその日持ち歩いていた)」

私「ちゃう!!!!!そんな食べたら致死量になるで!!!」

あほな会話をしていたら、彼が「そろそろ小腹がすいたかも」とのこと。満を持してあれを出すときがきたな!!

 

私「(紙袋から箱を取り出して)はい、どうぞ」

彼「…?これなに?」

私「クッキー」

彼「えっ!?なんで!?なにこれ!?(いつ買ってたの!?みたいな顔)」

買ったクッキーではないし、なにこれ?と言われると何かわからん。

私「なにかわからん…」

彼「なにか分からないもの出してるの!?なにこれ!?」

私「クッキーであることは確かなんだけど…まぁ食べなよ」

 

ひとまず一口彼に勧める。別にバレンタインではないので私も食べる。よかった、そこそこ美味しい。

混乱している彼に、冒頭のバレンタインの話をしました。話しながら、私、なんかから回ってるなぁと悲しくなってきたりしつつ。バレンタインって相手のことを思って準備するものだと思うんだけど、完全に自己満足だけで準備してるなぁ、とか思ったり。私だめなやつだなぁ…と思っていると、彼が突然「え!?!」と驚いて

彼「これ、手作りなの!???!!!」

私「うん、一応……」

彼「え!?気付かないで食べてたよ!!!えっ、待って、これ残り持って帰って食べていい!?」

私「え、いいけど……」

なんで???????箱に入れなおして大事そうに持って帰ってました。

翌日の朝御飯として消費されたらしい。うむ。なぜ。

 

そうこうしている間に、だんだん彼の降りる駅に近付いてきました。さみしいなぁ、もっと一緒にいたいなぁと思うと悲しくなってきたんですけど、でも仕方ないし…。

彼に甘えたくなったんですが、ここ新幹線だしあんまり甘えるのもなぁ…。肩に頭を寄せようとしたんですけど、周りも気になるし、肩に頭をつけては戻す、つけては戻すというなぞの動きをするはめに。

 

彼「なにそれ、頭突き?」

私「そう、頭突き。攻撃している」

彼「ふーん。別にいいのに、こうして(頭ぐいと引っ張られて肩に乗せられる)」

私「!???!!!??!」

 

う、う、うおおー!!!!!!!!!!!

か、かっこいいー!!!!!!!!!

あまりにも少女漫画すぎて言葉にならなかったです…。

それから、コートをお互いの膝にかけて、こっそり下で手を繋いだり。(輸送される容疑者スタイル)

 

ほんとにほんとに好きだな、と思いました。

 

帰り、彼が新幹線からおりてから

窓のむこうからちら、とこっちを見て

少し笑って手をふって去っていったんだけど

か、か、か……かっこいいー!!!!!!!!!全世界が惚れる~!!!!!!

 

なんだかんだ幸せな二日間でした。

初めてのお食事の話

次のデートが待ちきれないので、出会いの話の続き。

 

街コンで見事カップリング成立したものの、実は1週間の間、完全に普段の仕事に追われて彼のことはすっかり忘れていました。

待ち合わせの連絡が来たときも、ああ、そういやそうだったな、みたいな。今までご飯行く約束してた男の人と同じ感じだったかも。

待ち合わせの連絡以外は一切LINEのやりとりがなかった。

(あとから聞いた話だけれど、彼は私が食事会ドタキャンするかも?と思ってたらしい。笑)

 

彼とは二つほど離れた県に住んでいるので、合うのは中間地点の大きな駅でした。

三時頃に待ち合わせをして、そこからぶらぶらお買い物してご飯を食べる予定。

メイク直しばっちりして待ち合わせ場所に行く今から考えるとありえないですが、その日は全然気合いも入らず、待ち合わせ時間ちょうどに駅につき、数分彼を待たせるという地獄の鬼も反吐はく所業をやらかしました。

 

無事合流できて、近所の百貨店と東急ハンズをうろうろ。目についたものでお互いの好きなものを教えあう、みたいな謎の時間でした。

でも主に彼の発言が多く、「財布ほしいんですよね」「あー、靴下ね、買わなきゃ」「趣味でランニングしてるんですけどね、靴がそろそろ買い換え時で」などなど、いろいろとリサーチできました。

というか、私は緊張してなにも言えなかったかも?男の人って買い物デート嫌いってよく聞くので、あんまり自分の趣味のもの見るのに付き合わせるのもなー、と思いつつ…。彼はがっつり趣味方面の店やらに私を連れていってましたけどね笑

まぁでもせっかくだし、欲しいものあったら買おうかな~なんて思いつつ物色して、ふと気がつく。

会話に集中すると緊張して商品が見れなくなるし、商品に集中すると会話がまったくなくなる…!!!

そのうち彼が完全に沈黙してしまい、わりと生返事が多くなったので、ウワァ、やばい、やっぱり買い物デートは上級者向けだったのでは!?!と後悔しました。

(これも後から聞いてみたけど、彼も緊張してたから買い物か会話かのどっちかしかできなかったらしい。)

なお、彼は途中で趣味のロードバイクの手入れ用品を購入。

「女の子と買い物してこれ買うって色気ないですよね…すみません…」と謎の謝罪が入ったけど、その通りで面白い

でも色気のある買い物が私にもわからない🙄

 

一通り見て時間潰して、五時頃に早めのご飯にしましょうか?ということで居酒屋を検索し始める。

彼「何か食べたいものありますか?」

私「(あ、予約してるわけではないのね)何でも食べますよー」

 ここはこの辺りに詳しい私が調べねば!

私「食べられないものとかありますか?この近くだと~うーん(なんとなく見つけたイタリアン見せつつ)これなんかどうですか?」

彼「うーん…あ、あの、ここ、どうですか?」

私「(スルーしやがっただと…)個室居酒屋ですか?いいですよー」

 

ちなみに私、ダメンズに惹かれる癖があるので

お店の予約なしも、私の発言スルーも、ぜんっっぜん好感度に響かなかった

むしろそっちの方が好感度上がるくらいだった

今まで変な男に引っ掛かりかけ続けてきた過去の理由がわかりますねぇ…

 

なお、お店の場所は私がくわしくない方向だったので地図を二人で見ながら歩いたんですが

 

めっっちゃ、めっっちゃ、迷った……!!!

 

関西の迷宮と言われている繁華街、目の前にある建物への道がないんですよね…!ダンジョンか…?

そんなこんなでうろちょろ歩いていると、途中でイルミネーションを見つけたり。彼、少しテンションを上げて急に立ち止まり写真を撮ったり。

かなり寒いなか歩いていたので、少しだけ、この人となら手を繋いでもいいかな…というか、イルミネーションのある道だよ?ここで繋がなくてどこで繋ぐの?と思いつつ、手ぶつけてみようかな~的にちらりと彼の手を見ると。

 

め、めちゃくちゃしっかり両手ポケットに突っ込んどる~!!!!!!!!!!!

繋ぐ気全然ねぇ~!!!!!!!!!

そりゃそうだ!!!デブ喪女だもんな!!!不必要に触りたくないわな!!!

ガードかてぇなー!!!!!(??)

 

え、じゃあなんで食事に来たの?カップリング成立の勢い?この間は勢いで誘ったけど冷静になった?などと衝撃を受けていると

 

彼「ていうか、あんまり関西弁出ないですよね?標準語よりというか」

私「えっ、そうですか!? そんなことないつもりなんですけど…あ、敬語だからですかね」

彼「敬語だからですか」

私「はい、多分????」

 

緊張していたのもあるかも?普段オタクのフォロワーさんと会うときは標準語寄りの敬語で話すしなぁ…。

そんな話をしながら歩いていると、ようやく店に…店に…

つ か な い

なんと、目的のお店がまったく分からないというハプニング。寒いし、暗いし、しばらく迷ってから彼が「すみません、さっき見かけた別の店でもいいですか」と提案してくれたので、他の居酒屋に入りました。

たまたま席もあいてたので、けっこうすんなり入れたし、結果的にはよかったかも!

 

いくつか食べ物と飲み放題をつけて、夕食スタート。

彼、けっこう飲むんですよねぇ…。ずっとハイボール飲んでるし、日本酒とかもいく。私は最初はカクテル飲んでたんですが、もう少し酔ってもいいかな、と思って途中から果実酒にしていました。

 

ご飯の間の話題は、お互い探り探りでいろんなことを聞きあいました。家族のこととか、今までのこととか、趣味とか、好きなバンドとか…。

街コンでは音楽好きとしての共通点で盛り上がったんですが、お互いアニメやゲームも好きなのでそういう話で盛り上がったり。彼、女の子向けのアイドルとかのアニメも分かってくれるから面白かったです。

そんなこんなでお互いの恋愛遍歴の話に。

 

彼「今まで彼氏ってどのぐらいいましたか?」

私「…引かないでくれます?」

彼「うん笑」

私「えっと…お恥ずかしい話なんですが…機会がなくて…実は一度もないんです…」

 

男性にこれ聞かれると毎回恥ずかしいんだよなぁ。まぁだいたいの人は「大丈夫ですよ!」とか「安心しました」とか言うけど

彼も「俺もそんなに経験ないのでそっちの方が安心です」とフォローしてくれました。

 

彼「…ていうか…あの…ずっと敬語で話してますよね?」

私「えっ?そうですねぇ」

彼「そろそろやめません?笑」

私「えっ!あ、そ、そうですね!ちゃうわ!そうだね!」

 

私、初対面くらいの人とは敬語で話す癖があるんで全然気にしてなかったんですが、確かにその後、タメ口になってから急激に仲良くなったような気がする…。

彼は「敬語やめようって年下から切り出すの変かなと思ってタイミング掴めなかった」と笑ってたので、反省しました。私から言うべきことだったかぁ。

 

そう、そうなんですよ

私、彼より若干年上なんですよね

ギリギリ同世代じゃないぐらいの年上なんですよね。

 

私「ていうかさぁ~、私、かなり年上だけど、大丈夫なの?」

彼「うん、むしろ年下より年上の方が好きなんだよね。妹より姉の方が仲いいし」

私「お姉ちゃんいくつ歳離れてるの?」

彼「3歳」

私「私お姉ちゃんより年上だけど大丈夫なん!??!!??!」

彼「いや、だから年上の方が好きなんだって笑」

 

このときは、完全に彼がお世辞を言っている…私を安心させるためだけにそんなこと言ってる…と思ってたんですが、

後日、ガンガンに二次元でも三次元でも年上女性好きの男子であることが発覚しました。別に私、しっかりしてないから年上っぽいわけでもないんだけど、「年上がドジしてるのが可愛い」らしい。よくわからんけど先に生まれといてよかった。

 

彼「逆に年下大丈夫?女の人って年上好きな人の方が多くない?」

私「あ~確かに…(私も今まで同じ歳か年上かしか眼中になかったな…)でも、○○くん、しっかりしてるし4つも下って思わないかなぁ。元々好みに年齢関係ないかも」

 

もうこの辺、かなりしどろもどろ(キャパオーバーを迎えていた)だったので彼の反応なんて全然覚えてないんだけど、そのようなことを言っておきました。

 

その後、話の流れで「またカラオケ行きたいねー」なんて感じに。むしろその日は早めのご飯だったので、食べ終わってからも余裕がある。

 

私「二時間くらいだけこの後カラオケ行く?」

彼「!!!!いく!!!!」

 

男の人と二人きりの個室入るの、少しだけ緊張するし、変な風に思われたら嫌だな…と思ったんですが、めっちゃ喜んでくれてホッ。

ホッとしたらトイレに行きたくなったので、「じゃあ戻ってきたら移動しよう」ということになりました。

 

トイレから戻ると。

彼が。店員を呼んで。

お会計しとる!!!!!!!!

 

年下男子なのでてっきり割り勘だと思い込んでいたので、かなりテンパりました。ここで顔だしたら完全に恥かかせるよね?ここ男の見せ場だよね?気付かないふりしてもう少し後で戻るべき?と、かなり迷ったんだけど

いや、ここは、割り勘で出さねば!!!!と結論づけて、慌てて席に戻って財布を出しました。

 

私「ごめん!いくらだった!?出すよ!?」

彼「いいよ。大丈夫。ていうか、戻ってきちゃったね笑

ちょっとだけかっこつけさせてほしかったんだけど笑」

 

か かっこいいわい!!!!!!!!

照れ笑いにかなりキュンとしてしまいました。年下、まじでよくない??たまんない

とこの瞬間思いました。

 

お礼を言って、お店を出て歩いている途中。ふと、彼の顔を見上げたのですが、ここで思わず「ていうかめっちゃ背、高いよね」と言ってしまう。

その日の買い物中もエスカレーターに乗ると彼の顔が見えなくて会話できなくなるぐらい背高いな、と思ってたんですが、まぁ「背高いな」以外の思いがなくて黙ってたんですが

多分食事中に好きになっちゃってたんだろうなぁ。この頃には「あれ?背高くてかっこいい」に変わってましたね。

 彼も約180センチの背丈が自慢らしく「でしょ。」となんだか誇らしげ。めっちゃかわいい。

 

週末の夜だから混んでるかな?と思いましたが、ちょうど近くのカラオケがすぐ入れたのでよかったです。

四人用くらいの部屋に通されて、奥に座る彼。手前に座る私。めっちゃ距離あるー!

せっかく人がいないし、もう少し近寄ってもいいかも?と思って「そこ見辛くない?こっち来る?」と聞いてみましたが、「大丈夫!」とのこと。

ほほう…この状況で真横に座りに来ない…完全に単にカラオケしに来ただけだな…と悟る。

自分から仕掛けといてなんですが、この時すぐに隣に座ってベタベタしてきてたら、今ほど好きになってないんだろうなー。笑

 

カラオケ自体はすごく楽しかったです。やっぱりバンド趣味が合う人とのカラオケは楽しい!普段歌わないような曲も歌えて楽しかったです。

しかし、お酒が入っているので、歌うとまぁアルコールが回る。回りまくる。お互いそんなに酔ってるつもりはなかったのに、気がつくとべろんべろんに。

自然と、というか知らないうちに?曲を選ぶときにデンモクを覗きこむような感じですぐ隣に座ってました。確か彼からぐっと近寄って座ってきたのに、私が嫌がらずもっと近付いたらビクッとしてて面白かったです。

私も酔ってたのでついつい、曲を聞きながら「上手!」など言いつつ彼の足をさわさわしてしまったり。彼、めちゃめちゃくすぐったがりなのでどこ触っても声あげて楽しい。私のSスイッチがオンになってしまい、「へぇ、ここは?」なんて言いながら背中とか、脇腹とかくすぐっちゃいました。

彼も負けじと反撃しようとして私の膝触ってきたんですが、多分遠慮しててかなりくすぐるの下手っぴだった。笑

まぁ、元々あんまりくすぐったがりじゃないんですけどね。でも付き合った後は膝も脇もくすぐられるとめっちゃこそばゆい不思議。

 

そうこうしていると、彼が私の肩を抱いて、私の髪に顔をうずめてきました。

 

私「なにー?くすぐったいー」

彼「はーいいにおい(めちゃめちゃにおい嗅いでる。もはや吸ってる)」

 

いまだに会うと髪の匂い、めちゃめちゃ嗅がれるんですけど、最初のこれが原因??

ちょうど香水を変えた、というかブランドもののヘアミストを買った頃だったのでそれをつけていたのですが、まさかここまで彼にウケると思いませんでした…。少しだけ、香りで私のこと覚えてくれたらいいなーぐらいの気持ちでつけていったのに、まさかここまで気に入られるとは…。

別れ際にも、駅の前で数秒見つめられた後に肩を抱かれて、一瞬キスでもされるのかと身構えたんですが、また髪の匂い嗅いで「じゃ!」とお別れしたのが本当に面白かったです。

 

ひょっとすると、この肩を抱かれたときに好きになってしまってたのかもしれないなー、なんて。

 

この日、ご飯食べてるときから「12月23日は実家に戻る」という話をしていたので、じゃあ24日に遊ぼうって言ったら断られるか嫌がるかなーと思って黙ってたのですが、カラオケの時に「24日どこかいかない?」と切り出してくれたので嬉しかったなぁ。23日の予定のアピール、てっきり24は遊べないって意味の牽制だと思ってたわ。単に話題として出してただけだったのかな。男の人って思ったより何も考えてないんだな…。

この日から24日まで2週間ほどあったんですが、帰り際には「平日でも会ったり出来ないかな?」ともう一回会えるように予定聞いてくれて嬉しかったです。

今まで男性とのお食事行ったことは何回かあったけど、二回目以降会った人って一人もいなかったんですよね。彼のこと好きなせいだと思ってたけど、よく考えたら具体的な日にちを直接聞かれたのが大きいのかも??すごいテクニックだなぁ…。

 

今でもだいたい二回先のデートぐらいまでは常に決まっているので、なんだかそういうのも嬉しいかもしれない。

 

おしまい!

ボーリング!ボーリング!ボーリング!

さて、本日は二人でボーリングに行ってまいりました!!

 

二人ともボーリング初心者だったので、いい勝負になりそうな感じ。というわけで、いつもの「お願い権」をかけた勝負をしてきました。

余談ですが、いつもオタク友達と来る癖で表示する名前なににする~?と言ったら「普通の名前じゃだめなの???」と言われてハッとしました。笑

 

先攻(って言い方するのか?)は彼氏。これがね。もう。

下手!!!!!!!!!!!!

ガーター出したり一本だけ倒したりする。これは勝ち確定ですわ!!!と、思いきや。

 

私も下手!!!!!!!!!!!!

ガーター出しまくり、残ったピンの間器用に通りまくり。思っていたより泥仕合でした。

 

数回投げたあと、今までいまいちだった彼氏がはじめてストライクをとりました。

 

彼「やったー!!やった!!」

 

レーンの前で満面の笑みでこちらを振り返り飛びはねてから走ってこっちまで戻ってくる彼氏。大型犬みたいでかわいすぎる!!!!録画してたらよかった!!!!

その後もストライクとったあと、ゴールパフォーマンスのように私の前を走り去りコートかけてる壁のところまで行ったりしてて最強に愛くるしかったです。

 

私も急にストライクとったり、スペアとったりしてたんですが、なかなか調子が上がらず。1ゲーム目はなぜかまったく同じスコアでドローだったので2ゲーム目へ。ここで私の才能が開花する!!!!

 かと思いきや、彼と10点ほど差ができたところでスランプに突入。投げても投げてもピンが倒せない!!

そんな中彼氏が調子を取り戻してしまい、急に連続ストライクを出される。くそう。

いや、まぁスポーツで勝つの、彼氏のプライド的にどうかなと思って途中若干わざと変に投げたりしたけど、それでもまさかそんなに急に上手くなるとは…。

 

それまで

「やばい……点差開いてる……やばい……」みたいな感じだったのに、逆転してからは

「いや~、これ勝っちゃうな俺」「何してもらおうかな~」

とご満悦な様子。ストライクとってもどや顔だし、肘で私をつついたりしてくる。

はー!!!!!!うざい!!かわいい!!!たまらん!!!!!

 

最後、かなり点差が開いてしまい逆転不可能だったのですが、「もう俺これ勝つ気しかしないわ」と言う彼から提案が。

彼「じゃあさ、最後スペア取れたら引き分けにしてあげるよ」

私「え、いいの?」

彼「それぐらいしないと面白くないでしょ(調子に乗った人間の笑い)(むかつく)」

私「やってやろうじゃねーか!!!!」

 

まぁ、

とれるわけないですけどね( ;∀;)

地味に6本ぐらい倒して

試合終了。ぼろ負け!!!!

 

帰る準備してるときに、「悔しい。勝てると思ってたのに」と嘆いていると「いや、さすがにこういうので女の子にはね。負けられないとは思ってたよ」と苦笑してたのでキュン。変なところでかっこつけなくていいのに。

でもそのあと、ボーリングの玉片付けに行ってくれたのはさりげなくてかっこよかったですね…。片手でひょいと持っていかれてしまった…。

 

さて、お会計のときにプリクラ撮れるコインみたいなのもらったので、どうする?みたいな感じに。というのも、以前ゲーセンで冗談で「プリクラ撮る?」と聞いたときに、彼から断固拒否されていたので、嫌かなぁ、みたいな。

 

彼「これ(コイン)どうしよう?」

私「うーん…。どうしよ。君プリクラ嫌だったよね?」

彼「うん、まぁ、好んで撮りたくないけど」

私「じゃあべつに…」

彼「でも、◯◯が撮りたいなら撮るよ。どうする?」

私「え!?!じゃあ撮るに決まってるよ!!!」

 

人生初!!!!彼氏とプリクラ!!!!!!

彼氏はプリクラ自体が人生二回目だそうで、中に入ってもこれどうするの???みたいな感じ。

あんまり盛れすぎちゃだめかと思ってできるだけナチュラル設定で撮ってみました。

一枚目。普通に撮る。ここで私自身普段プリクラそんなに撮らないし、彼氏とは初めてだし、どうやって写ればいいか分からなくなる。

二枚目。プリクラ機の「二人でぎゅっとひっついてね!」みたいな指示に彼氏が素直に従ってしまい、密着。いやいや!!!普通の顔、できるかい!!!!めちゃめちゃニヤニヤしてしまった。

三枚目。全身撮影なので少し後ろに下がると、彼が私の頭にぽん、と手を置いてきた。しかも右側に立ってる私の頭に左手を乗せるもんだから、近い!!!いや。いやいや。それはない!!!慣れてんの!??!こらえきれず悶えているところを激写されてしまった。

四枚目。最後は普通に撮ろう!ということで二人でピース。キャパオーバーしていたのでひたすら「死ぬ、むり、死ぬ」と連呼していた気がする。

 

落書き中も面白がって頭ポンポンしたりするし、もうやめて~!!!!!

ほんとのほんとに、かっこよくって無理です。はぁ。このプリクラ大切にしよう…。

そのあとはゲーセンコーナーをうろうろ。太鼓の達人で遊びました。男の人がギター弾いてるときの腕ってかっこいいじゃないですか。そんな感じの腕を真横からみられる太鼓の達人神ゲーム。途中から余裕なくて見てませんが…。

 

そのあとは二時間程度カラオケへ行きました。ボーリング施設のカラオケは混んでいたので、そのすぐ隣のビルのカラオケへ。残念ながら予約が入っていて短い時間しかいられないとのことだったので他の場所へ移ったのですが、そのとき受付にあった無料レンタルのコスプレ衣装に彼が反応。

彼「コスプレ貸し出してるよ」

私「あ、ほんとだね」

特にコメントはなくそれだけでお店を出て、他の店舗を探そうとしていると。

彼「今度制服とか着てみてよ」

私「うん~…うん?制服?そういうの好きなの?」

彼「いや~好きっていうか…(ごにょごにょ)」

私「衣装が入りそうならいいけどね(THEデブ)」

彼「いいんだ!?」

 

元々オタクだし、昔コスしてたこともあったし、あんまり抵抗はないけれども。でも自分が制服着るより彼氏に制服着てほしいな~!学ラン着てほしい!!

彼氏、女教師の個別補習とか好きそうだし。(設定がAV)

 

カラオケ、二回に一回くらいのペースで来てるかも??そろそろお互いにレパートリーが尽きてきたんですが、楽しいからまぁいいか。今回は彼の好きなバンドの曲練習していってデュエットしたりしました。楽しかったー!!次までにもう少し上手くなって録音しよ!!

しかし相変わらずかわいい系の曲歌っても反応なしなんですが、全力でソウルフル系な曲を歌うと「かっこいい!!!かっこいい…」と言いながら抱きついてくる彼氏。ツボわかんないなー!!彼女に「かっこいい」って誉め言葉なのか???

彼氏も前に私がリクエストして渋ってた曲歌ってくれたり。覚えててくれてるのが嬉しすぎる。

 

カラオケのあとは彼が予約してくれていたお店で晩御飯を食べました。けっこうしっかり個室になってるお店で、ちょっと普段はしない突っ込んだ会話をして面白かったです。

私がシチュエーションCD聴いてるよ~とかいう話をしたら、「聴きたい!」とのこと。オススメの福山ズンの添い寝CDを聴かせたら、序盤で肩ビクビクさせて「うわ!!むり!!!これむり!!!ゾクゾクする!!」と言っていました。耳弱いもんね…ていうか夢女としての素質がありすぎでは…??

R-18系のやつも聴かせたくなりましたが、ちょっとぶっちゃけすぎかと思ったので我慢。まぁ多分引かれない、とは思う…。(それもどうなんだろ??)

だんだん性癖の話に話題がうつり、彼はタイツが好き~とか言いながら私の足を自分の足で、テーブルの下でさわさわしてくる。自称ほろよいだったけど、実はけっこう酔ってたのでは??

最初は私もくすぐったがってたし、彼も「これエロ漫画みたい、店員来たらさっとやめるやつじゃん」って笑ってたんだけど、なんかだんだん本当に雰囲気が変な感じになってしまって。

私「ほんとにあかん!やめようー!こしょばいー!!」

 彼「全然嫌がってないじゃん笑」

 

こ、こ、こいつー!!!

 

彼「◯◯ってMでしょ」

私「そんなことはない!!そんなことはないよ!!」

彼「ほんとー?ちょいMじゃない?」

 

ここで雰囲気を無視してふと我にかえって本気で考え込んでしまうのが喪女たる所以。いや、私、Mかな??

確かに前に腕を掴んでキスされたり、後頭部押さえてキスされたりしたのはドキッとしたけど、あれは普段そんなことしなさそうな彼氏が急にやってきたからドキッとしたのであって、普段から強引な人とか、なんかむかつきそうだな??

 

私「いや、私Mではないかも??君とイチャイチャするとき、イタズラするの好きだし」

彼「どっちかわかんない?」

私「どっちかわかんないねぇ」

 

元々腐女子なのもあって、彼氏のこといじくるのも好きなんですよねぇ…。されっぱなしは落ち着かないというか…。しかしそんな痴女みたいなこといえないし…なんて悶々としていると彼氏が一言。

 

彼「俺は自分のなかでなんとなくこっちっていうの、明確にあるよ」

 

!??!!!??!!!あるの!??!!!!

「どっち!?!」って聞いてもはぐはかす彼氏。でも実は私もなんとなく気付いていました。普段の様子から。 

 

私「なんとなくわかるけど。ちょいMでしょ君」

彼「あちゃー、ばれてた?」

 

ばれるわい!!!ほぼ初対面のときに子供にするみたいに頭ぽんぽんしたらめちゃめちゃ悦んでたの知ってるぞ!!

甘えん坊だし!二次元の好み女教官みたいなキャラばっかだし!前に私がいろんなとこ責めたとき「らめぇ…♥️」みたいになってたし!!!

 

「だからね。申し訳ないけど俺もM」と言われてしまった。付き合った当初、彼のこと無垢かつ純粋だと思っていたとき彼を調教する気満々だったので、私は自分のことちょいSかもしれないと思っているのはもうしばらく黙っておこう。

 

あとは私がどこから嫉妬するのか、みたいな話もしたかな??

どうやら職場で女の子にご飯に誘われたらしい彼。でもよく聞くと二人でいくわけじゃなくて、他にも同僚が何人かいるところに誘われた感じ。

私「それは全然嫉妬しないよ、恋愛関係じゃなくて皆とご飯食べに行くのに誘われたって話じゃん」

彼「それでも女の子に声かけられたって事実が嬉しいのっ!!」

 

女の子に声かけられたら嬉しいんかい!!!

なんでモテルックスしてるのにそんな非モテみたいなこと素直に言えるんだ。可愛い。もはや微笑ましい。

余裕で「よかったね~」なんて笑ってました。

 

私「ていうか君、誘われてもあんま女の子と二人でご飯いかなさそうだもん。心配してないよ」

彼「わかんないよ~?行くかもよ~?誘ってくれた同僚めっちゃかわいいよ~?」

私「かわいいんだ」

彼「美人だよ~、ショートカット似合うタイプだよ~」

私「……」

彼「◯◯と違って4駅しか家も離れてないしいつでも会えるよ~」 

私「……」

 

ぐうう。挑発に乗ってしまったことを悔やむ。彼氏の意地悪を流せる余裕のある女になりたいー!!!私の反応が変わったことに気がついたのか、慌ててフォローしてくる彼。

 

彼「嘘だよ!嘘!そんなことしない!」

私「ほんと?嘘?同僚可愛くない?」

彼「同僚が美人なのはほんと」

私「……」

彼「でも誘われてもご飯いかない!女の子とご飯とかめんどいから!」

 

ふーん。ふーーーーん。

あと30分ほどで帰らないといけないし、寂しくなったので彼のとなりに座る。

 

彼「店員さん急に来たらどうすんの」

私「てきとーにごまかすからいいの」

 

もう何も注文してないからよっぽどのことがなかったら来ないだろうし。肩に寄りかかってると、彼がキスしてくれました。だんだん深くなって、こんなとこで、と思いつつもついつい受け入れてしまう自分。流されやすい…。

彼が舌を吸うたびに音がなるのが恥ずかしくて逃げるんだけど、追いかけてこられるし、逃げられないように頭押さえられてるし。少しずつ体勢崩れて押し倒されていくし。

私「ちょっと、だめ、音他の人に聞こえる」

彼「大丈夫」

私「ほんとに?聞こえない?」

彼「…聞こえちゃうかもね」

そんでまたキス。うおぉい!!!!!!!自称Mしっかりしろ!!!!!!!!それは言葉責めだし人に見られるかもしれないスリリングな場所でのアレだぞー!!!!!!!!!!!!!S行為だぞー!!!!!!!!

 

「今流れてる曲終わるまでイチャイチャしよ」と言われてひっついてたのですが、「はいおしまい」って言われたときにすぐ立てなくてほんと…。腰が抜けるっていうのはこういうことか…。

慣れてきたと思ってたんですが、やっぱりしてやられてしまうのでした。

女の子のハプニング

まさかお泊まりでアレがかぶるなんて…。

予定より一週間前で、完全に油断していたので彼氏の家のトイレで思わず小さく叫びました。

 

この日は朝から友人と某ミュージカルのキャンセル待ちに並んで、(だめだった)夕方から彼のおうちへ。

1日寒いなか歩き回ったあとなのに時間がなくてメイク直しもそこそこで行ったので、会ってすぐに「今日はあんまり顔見ないでー!」とお願い。まぁ、普通にガン見されて「なんで??」と言われましたが。はい。

 

この日はなんと!!私が前に作った晩御飯の代わりに!!!彼が晩御飯を作ってくれることになりました!!!!ヤッター!!

「何作ってもらおう?!」と思っていたら彼から「レパートリーないからリクエストは聞けないからね」とのこと。何かな~と思っていたのですが、買い物中も材料でメニューが判別できず。答えは彼が実家でよく食べていた、というトマト煮でした。正解できるわけない!笑

 

あとはDVDを借りにいって一緒に観たり。洋画とお笑いDVDを借りてきました。なんかレンタルビデオ屋さんでどれ見るー?ってやるとか、憧れ中の憧れすぎて…

別に恋愛映画でもなかったんですが、隣に座りながら観て楽しかったです。

映画を観終わって、ちょうど隣にいたからいい感じの雰囲気になってイチャイチャして

彼に「してもいい?」と聞かれたので、年上ぶって「お風呂はいってからね」とお預け(フヒヒ ゲヒヒ お預けって言いたかっただけですヌカポホォ)をして、じゃあ入る!!となったんですが

お風呂の前にトイレ行って 私、しばし沈黙…。後、小さく叫ぶ。一瞬持病の痔かと思ってびっくりしました…(そんなわけない)

 

と、とりあえず、ブツを買ってこなくては!!!!

 

慌てて飛び出してきた私にめちゃめちゃ驚いたようすの彼。申し訳なかった…。

私「あの、ごめん、大変やねん」

彼「なに、どうしたの!?」

私「あの、予定より一週間早く、あの」

彼「あ、もしかして(察してくれた)」

私「ご、ごめん、あの、コンビニ行ってくる」

彼「えっ一人で平気?逆についてかない方がいい?おれなんかした方がいいことある??」

気を使ってくれたのに、テンパりすぎて「大丈夫です、気にしないでください」と断ってしまったの、今から考えると悔やむ…お腹さすってもらったらよかった…(喪女の憧れ)

慌ててコンビニへ行って、例のブツと、ご迷惑おかけしますという気持ちでなんか買って帰らないと…あ、ハーゲンダッツ!!という謎の思考でハーゲンダッツを買う。

 

まぁそれはそれでゆっくりできて良かったかもしれないですね…。たまたま次の日なんの予定もなく、彼と二人でDVD観るつもりだったので助かりました…。スポッチャとか野球観戦とかだと死んでた(両方インドアなのでなかなか行かないけど)

 

寝るときは、いつもよりぎゅっと抱き締めて寝てくれてあたたかくて嬉しかったです。しかし しかし!

世の中のリア充ってのはどうやって抱き合って寝ているんだ!?寝苦しくないか!?どう頑張っても手が痺れる、というか身動きがとれない!結局完全に寝付けず、一晩中うとうとしていたのですが、朝方我慢できなくなって体勢を変えると、彼が起きてしまったみたいで。「好きだよー」だかなんだか言われて、寝起きのぽけーっとした頭で、うん、うん、私も、と聞いていたんですが、突然彼ががばりと起き上がって「あれどうしたっけ!?」と言いはじめた。

 

私「アレ…?(まだ寝ぼけている)」

彼「下のやつ!そのままだっけ!?」

私「ヘァ…? 下?ごめん、なに…?」

彼「俺がやろうと思っててそのままにしてた文字列!」

私「文字列…?仕事の話…?(このへんでようやく会話内容がつかめてきた)」

彼「あー、いいや、やっぱいいや(布団に戻ってくる)」

私「ふふ、なに、どしたの(寝ぼけてたことに気がついたのかなと思った)」

彼「いや、大丈夫、解決したから(ところがまだ寝ぼけている様子)」

 

そのあとも会話したんだけど、微妙に受け答えできてるし、なにより話し方が普段とまったく同じではっきりしてるから何がなんだかわからん!笑

起きてから確認したら「……え……???」ってなってたので記憶がないらしい。やばい。面白すぎる。

 

朝起きてからは二人で近所のパン屋さんに朝ごはん買いにいったり、それはそれで楽しかったです。お昼ご飯はお笑いDVD見ながら私の作った牛丼食べたり。甘くしすぎて反省しましたが…(´;ω;`)

美味しいと言いながら食べてくれるし、おかわりしようとしてくれるし、感謝しかない…。

 

お別れするのがやっぱり寂しくて、夕方もだらだらしてたんですが、彼が「そろそろ帰らなくていいの?」と切り出した。

 

私「うーん…もう帰らないとねぇ」

彼「早く帰ったら?」

私「ひど!帰るけどまだいたいんだもん!」

 

いや、帰りますけどね!明日仕事だから!

 

私「なんかさぁ、また来週会うのに別れ際がいまだに寂しいんだよねぇ。帰りたくないなぁ」

彼「ふーん。俺もう平気だけど」

 

この間まで帰したくないとかお泊まりしてけば?とか言ってたやつが何いってんだ!!!と思ったけど言えず。あー、私ってドライだと思ってたけどやっぱ男性には負けるというか、どうしても冷めてくると温度差出てくるんだなぁ、というか。寂しく思いながら、まだ帰りたくないなー、と思っていると。

彼が「帰りなよ~」と言いながら太ももの上にごろんと寝転がってくる。むむ、言葉と行動がおかしくないか!?

 

彼「なんか、○○と会うのほんとに楽しくて好きなんだけど、この瞬間だけほんと嫌だな。別れ際が寂しいから嫌い」

 

君、それ別冊マーガレットやったら見開きの大ゴマ使ってやるセリフやで!!!!!!!!!!!!!!!!

なんだかんだ温度差、ありがたいことにまだそんなにないみたいですね。