喪女日記

喪女が周りの人間に言えないことを吐き出すためのブログ。のろけだの美容系だの喋りたい。

初めてのお食事の話

次のデートが待ちきれないので、出会いの話の続き。

 

街コンで見事カップリング成立したものの、実は1週間の間、完全に普段の仕事に追われて彼のことはすっかり忘れていました。

待ち合わせの連絡が来たときも、ああ、そういやそうだったな、みたいな。今までご飯行く約束してた男の人と同じ感じだったかも。

待ち合わせの連絡以外は一切LINEのやりとりがなかった。

(あとから聞いた話だけれど、彼は私が食事会ドタキャンするかも?と思ってたらしい。笑)

 

彼とは二つほど離れた県に住んでいるので、合うのは中間地点の大きな駅でした。

三時頃に待ち合わせをして、そこからぶらぶらお買い物してご飯を食べる予定。

メイク直しばっちりして待ち合わせ場所に行く今から考えるとありえないですが、その日は全然気合いも入らず、待ち合わせ時間ちょうどに駅につき、数分彼を待たせるという地獄の鬼も反吐はく所業をやらかしました。

 

無事合流できて、近所の百貨店と東急ハンズをうろうろ。目についたものでお互いの好きなものを教えあう、みたいな謎の時間でした。

でも主に彼の発言が多く、「財布ほしいんですよね」「あー、靴下ね、買わなきゃ」「趣味でランニングしてるんですけどね、靴がそろそろ買い換え時で」などなど、いろいろとリサーチできました。

というか、私は緊張してなにも言えなかったかも?男の人って買い物デート嫌いってよく聞くので、あんまり自分の趣味のもの見るのに付き合わせるのもなー、と思いつつ…。彼はがっつり趣味方面の店やらに私を連れていってましたけどね笑

まぁでもせっかくだし、欲しいものあったら買おうかな~なんて思いつつ物色して、ふと気がつく。

会話に集中すると緊張して商品が見れなくなるし、商品に集中すると会話がまったくなくなる…!!!

そのうち彼が完全に沈黙してしまい、わりと生返事が多くなったので、ウワァ、やばい、やっぱり買い物デートは上級者向けだったのでは!?!と後悔しました。

(これも後から聞いてみたけど、彼も緊張してたから買い物か会話かのどっちかしかできなかったらしい。)

なお、彼は途中で趣味のロードバイクの手入れ用品を購入。

「女の子と買い物してこれ買うって色気ないですよね…すみません…」と謎の謝罪が入ったけど、その通りで面白い

でも色気のある買い物が私にもわからない🙄

 

一通り見て時間潰して、五時頃に早めのご飯にしましょうか?ということで居酒屋を検索し始める。

彼「何か食べたいものありますか?」

私「(あ、予約してるわけではないのね)何でも食べますよー」

 ここはこの辺りに詳しい私が調べねば!

私「食べられないものとかありますか?この近くだと~うーん(なんとなく見つけたイタリアン見せつつ)これなんかどうですか?」

彼「うーん…あ、あの、ここ、どうですか?」

私「(スルーしやがっただと…)個室居酒屋ですか?いいですよー」

 

ちなみに私、ダメンズに惹かれる癖があるので

お店の予約なしも、私の発言スルーも、ぜんっっぜん好感度に響かなかった

むしろそっちの方が好感度上がるくらいだった

今まで変な男に引っ掛かりかけ続けてきた過去の理由がわかりますねぇ…

 

なお、お店の場所は私がくわしくない方向だったので地図を二人で見ながら歩いたんですが

 

めっっちゃ、めっっちゃ、迷った……!!!

 

関西の迷宮と言われている繁華街、目の前にある建物への道がないんですよね…!ダンジョンか…?

そんなこんなでうろちょろ歩いていると、途中でイルミネーションを見つけたり。彼、少しテンションを上げて急に立ち止まり写真を撮ったり。

かなり寒いなか歩いていたので、少しだけ、この人となら手を繋いでもいいかな…というか、イルミネーションのある道だよ?ここで繋がなくてどこで繋ぐの?と思いつつ、手ぶつけてみようかな~的にちらりと彼の手を見ると。

 

め、めちゃくちゃしっかり両手ポケットに突っ込んどる~!!!!!!!!!!!

繋ぐ気全然ねぇ~!!!!!!!!!

そりゃそうだ!!!デブ喪女だもんな!!!不必要に触りたくないわな!!!

ガードかてぇなー!!!!!(??)

 

え、じゃあなんで食事に来たの?カップリング成立の勢い?この間は勢いで誘ったけど冷静になった?などと衝撃を受けていると

 

彼「ていうか、あんまり関西弁出ないですよね?標準語よりというか」

私「えっ、そうですか!? そんなことないつもりなんですけど…あ、敬語だからですかね」

彼「敬語だからですか」

私「はい、多分????」

 

緊張していたのもあるかも?普段オタクのフォロワーさんと会うときは標準語寄りの敬語で話すしなぁ…。

そんな話をしながら歩いていると、ようやく店に…店に…

つ か な い

なんと、目的のお店がまったく分からないというハプニング。寒いし、暗いし、しばらく迷ってから彼が「すみません、さっき見かけた別の店でもいいですか」と提案してくれたので、他の居酒屋に入りました。

たまたま席もあいてたので、けっこうすんなり入れたし、結果的にはよかったかも!

 

いくつか食べ物と飲み放題をつけて、夕食スタート。

彼、けっこう飲むんですよねぇ…。ずっとハイボール飲んでるし、日本酒とかもいく。私は最初はカクテル飲んでたんですが、もう少し酔ってもいいかな、と思って途中から果実酒にしていました。

 

ご飯の間の話題は、お互い探り探りでいろんなことを聞きあいました。家族のこととか、今までのこととか、趣味とか、好きなバンドとか…。

街コンでは音楽好きとしての共通点で盛り上がったんですが、お互いアニメやゲームも好きなのでそういう話で盛り上がったり。彼、女の子向けのアイドルとかのアニメも分かってくれるから面白かったです。

そんなこんなでお互いの恋愛遍歴の話に。

 

彼「今まで彼氏ってどのぐらいいましたか?」

私「…引かないでくれます?」

彼「うん笑」

私「えっと…お恥ずかしい話なんですが…機会がなくて…実は一度もないんです…」

 

男性にこれ聞かれると毎回恥ずかしいんだよなぁ。まぁだいたいの人は「大丈夫ですよ!」とか「安心しました」とか言うけど

彼も「俺もそんなに経験ないのでそっちの方が安心です」とフォローしてくれました。

 

彼「…ていうか…あの…ずっと敬語で話してますよね?」

私「えっ?そうですねぇ」

彼「そろそろやめません?笑」

私「えっ!あ、そ、そうですね!ちゃうわ!そうだね!」

 

私、初対面くらいの人とは敬語で話す癖があるんで全然気にしてなかったんですが、確かにその後、タメ口になってから急激に仲良くなったような気がする…。

彼は「敬語やめようって年下から切り出すの変かなと思ってタイミング掴めなかった」と笑ってたので、反省しました。私から言うべきことだったかぁ。

 

そう、そうなんですよ

私、彼より若干年上なんですよね

ギリギリ同世代じゃないぐらいの年上なんですよね。

 

私「ていうかさぁ~、私、かなり年上だけど、大丈夫なの?」

彼「うん、むしろ年下より年上の方が好きなんだよね。妹より姉の方が仲いいし」

私「お姉ちゃんいくつ歳離れてるの?」

彼「3歳」

私「私お姉ちゃんより年上だけど大丈夫なん!??!!??!」

彼「いや、だから年上の方が好きなんだって笑」

 

このときは、完全に彼がお世辞を言っている…私を安心させるためだけにそんなこと言ってる…と思ってたんですが、

後日、ガンガンに二次元でも三次元でも年上女性好きの男子であることが発覚しました。別に私、しっかりしてないから年上っぽいわけでもないんだけど、「年上がドジしてるのが可愛い」らしい。よくわからんけど先に生まれといてよかった。

 

彼「逆に年下大丈夫?女の人って年上好きな人の方が多くない?」

私「あ~確かに…(私も今まで同じ歳か年上かしか眼中になかったな…)でも、○○くん、しっかりしてるし4つも下って思わないかなぁ。元々好みに年齢関係ないかも」

 

もうこの辺、かなりしどろもどろ(キャパオーバーを迎えていた)だったので彼の反応なんて全然覚えてないんだけど、そのようなことを言っておきました。

 

その後、話の流れで「またカラオケ行きたいねー」なんて感じに。むしろその日は早めのご飯だったので、食べ終わってからも余裕がある。

 

私「二時間くらいだけこの後カラオケ行く?」

彼「!!!!いく!!!!」

 

男の人と二人きりの個室入るの、少しだけ緊張するし、変な風に思われたら嫌だな…と思ったんですが、めっちゃ喜んでくれてホッ。

ホッとしたらトイレに行きたくなったので、「じゃあ戻ってきたら移動しよう」ということになりました。

 

トイレから戻ると。

彼が。店員を呼んで。

お会計しとる!!!!!!!!

 

年下男子なのでてっきり割り勘だと思い込んでいたので、かなりテンパりました。ここで顔だしたら完全に恥かかせるよね?ここ男の見せ場だよね?気付かないふりしてもう少し後で戻るべき?と、かなり迷ったんだけど

いや、ここは、割り勘で出さねば!!!!と結論づけて、慌てて席に戻って財布を出しました。

 

私「ごめん!いくらだった!?出すよ!?」

彼「いいよ。大丈夫。ていうか、戻ってきちゃったね笑

ちょっとだけかっこつけさせてほしかったんだけど笑」

 

か かっこいいわい!!!!!!!!

照れ笑いにかなりキュンとしてしまいました。年下、まじでよくない??たまんない

とこの瞬間思いました。

 

お礼を言って、お店を出て歩いている途中。ふと、彼の顔を見上げたのですが、ここで思わず「ていうかめっちゃ背、高いよね」と言ってしまう。

その日の買い物中もエスカレーターに乗ると彼の顔が見えなくて会話できなくなるぐらい背高いな、と思ってたんですが、まぁ「背高いな」以外の思いがなくて黙ってたんですが

多分食事中に好きになっちゃってたんだろうなぁ。この頃には「あれ?背高くてかっこいい」に変わってましたね。

 彼も約180センチの背丈が自慢らしく「でしょ。」となんだか誇らしげ。めっちゃかわいい。

 

週末の夜だから混んでるかな?と思いましたが、ちょうど近くのカラオケがすぐ入れたのでよかったです。

四人用くらいの部屋に通されて、奥に座る彼。手前に座る私。めっちゃ距離あるー!

せっかく人がいないし、もう少し近寄ってもいいかも?と思って「そこ見辛くない?こっち来る?」と聞いてみましたが、「大丈夫!」とのこと。

ほほう…この状況で真横に座りに来ない…完全に単にカラオケしに来ただけだな…と悟る。

自分から仕掛けといてなんですが、この時すぐに隣に座ってベタベタしてきてたら、今ほど好きになってないんだろうなー。笑

 

カラオケ自体はすごく楽しかったです。やっぱりバンド趣味が合う人とのカラオケは楽しい!普段歌わないような曲も歌えて楽しかったです。

しかし、お酒が入っているので、歌うとまぁアルコールが回る。回りまくる。お互いそんなに酔ってるつもりはなかったのに、気がつくとべろんべろんに。

自然と、というか知らないうちに?曲を選ぶときにデンモクを覗きこむような感じですぐ隣に座ってました。確か彼からぐっと近寄って座ってきたのに、私が嫌がらずもっと近付いたらビクッとしてて面白かったです。

私も酔ってたのでついつい、曲を聞きながら「上手!」など言いつつ彼の足をさわさわしてしまったり。彼、めちゃめちゃくすぐったがりなのでどこ触っても声あげて楽しい。私のSスイッチがオンになってしまい、「へぇ、ここは?」なんて言いながら背中とか、脇腹とかくすぐっちゃいました。

彼も負けじと反撃しようとして私の膝触ってきたんですが、多分遠慮しててかなりくすぐるの下手っぴだった。笑

まぁ、元々あんまりくすぐったがりじゃないんですけどね。でも付き合った後は膝も脇もくすぐられるとめっちゃこそばゆい不思議。

 

そうこうしていると、彼が私の肩を抱いて、私の髪に顔をうずめてきました。

 

私「なにー?くすぐったいー」

彼「はーいいにおい(めちゃめちゃにおい嗅いでる。もはや吸ってる)」

 

いまだに会うと髪の匂い、めちゃめちゃ嗅がれるんですけど、最初のこれが原因??

ちょうど香水を変えた、というかブランドもののヘアミストを買った頃だったのでそれをつけていたのですが、まさかここまで彼にウケると思いませんでした…。少しだけ、香りで私のこと覚えてくれたらいいなーぐらいの気持ちでつけていったのに、まさかここまで気に入られるとは…。

別れ際にも、駅の前で数秒見つめられた後に肩を抱かれて、一瞬キスでもされるのかと身構えたんですが、また髪の匂い嗅いで「じゃ!」とお別れしたのが本当に面白かったです。

 

ひょっとすると、この肩を抱かれたときに好きになってしまってたのかもしれないなー、なんて。

 

この日、ご飯食べてるときから「12月23日は実家に戻る」という話をしていたので、じゃあ24日に遊ぼうって言ったら断られるか嫌がるかなーと思って黙ってたのですが、カラオケの時に「24日どこかいかない?」と切り出してくれたので嬉しかったなぁ。23日の予定のアピール、てっきり24は遊べないって意味の牽制だと思ってたわ。単に話題として出してただけだったのかな。男の人って思ったより何も考えてないんだな…。

この日から24日まで2週間ほどあったんですが、帰り際には「平日でも会ったり出来ないかな?」ともう一回会えるように予定聞いてくれて嬉しかったです。

今まで男性とのお食事行ったことは何回かあったけど、二回目以降会った人って一人もいなかったんですよね。彼のこと好きなせいだと思ってたけど、よく考えたら具体的な日にちを直接聞かれたのが大きいのかも??すごいテクニックだなぁ…。

 

今でもだいたい二回先のデートぐらいまでは常に決まっているので、なんだかそういうのも嬉しいかもしれない。

 

おしまい!