喪女日記

喪女が周りの人間に言えないことを吐き出すためのブログ。のろけだの美容系だの喋りたい。

バレンタイン

きました!バレンタイン!!

延期になっていたあの!!バレンタイン!!

 

この日は彼が仕事だったので夜に集合。なお、翌日は資格試験のためこの日は必ず帰らなければならない。

くっそー、めちゃめちゃ、イチャイチャ、したい!!月のホルモンバランスの関係からもうめちゃめちゃイチャイチャしたい!!!

前日から電話で「イチャイチャしたい!むり!女の子の日前だからムラムラする!」と電話で愚痴ってたんですが、もうね。彼氏が。それを完全に面白がっている!!

お酒のんで二杯目ぐらいで「顔赤くなってる」とほっぺた触って、耳も触ったり。

掘りごたつだったんだけど、テーブルの下で足触ってきたり。さすがにきわどいってところまで足入れようとしてきたり。

こっちは万が一、いや億が一の「やっぱり泊まる?」を心のどっかで期待して準備も一応してきてるんだからやめてー!!状態。もちろん、ここで「泊まる?」とはならないのが彼という人間なのですが。やることはね、やらなきゃね…仕事だもの…。

この日はバレンタイン+試験前日に無理して来てもらってるという負い目があったので、お店は私が予約して支払いも私がする気満々。食事が終わってからトイレ行くついでにお支払を済ませておきました。

 

あとはチョコレートを渡すだけ!!!

戻ってから隣に座ろうとすると、彼が黙って奥にずれてくれました。個室居酒屋に来るとついついね、やっちゃうんですよねぇこれ。付き合う前のご飯からの定番になってしまっている。

私が「今からいいって言うまでぜったいにこっち見ないで!」と言うと、「はいはい」と返事しながら向こうをむいてくれる彼氏。素直でよろしい。

紙袋から箱を取り出して、彼の好きなキャラクターの紙袋に詰める。彼、なんか知らないけど外国の某有名犬キャラが大好きなんですよ。ちょうどそのキャラクターが日本にきて50周年らしくて、記念商品が出ていたのでそれをチョイスしてきました。それは机の下に隠して借りてたCDを出して。

私「はい、もういいよ。」

彼「?これなに?」

私「借りてたCD。ありがとね」

彼「ああー…。はい、確かに。」

 

こういう地味なサプライズを仕込んでしまうのがほんと…癖というか…。後で帰るギリギリに渡そう、と思ってすぐにはチョコを出さないつもりでした。

そのまま隣に座って二人で先週のライブの話なんかをしていると。彼がお酒を飲んで、こちらを向いて

 

彼「りんご梅酒味のチューしよ」

 

オメーさては酔っぱらいだな!??!!

おとなしく目を閉じる私も私ですが…。付き合った後、初めてディープキスしたときも同じ手法を取られたのですが、口移し(というのかこれ??)がお好きなのかしら???

(後日聞いたら別に好きなわけではなくて「キスの口実」だそうでした)

 

しばらくりんご梅酒味を堪能していると、気がつけば彼の手が後頭部に回されていたり。逃げられない!

忘れかけてるけどここ居酒屋ですからね、変なことしちゃだめ!キスの音が他の人に聞こえてしまうんじゃないかと思ってびびって音が鳴らないようにしたり、すぐに離れようとするんだけど、後頭部が押さえられているからなかなか…。

普段は何されても「いいよ」「嫌じゃないよ」と受け入れるし私もノリノリなのですが、今日はとにかくだめ!!!!したくなってもできないからだめ!!!

そうこうしているうちに彼の手が自然と胸の方に伸びてきたり。だ~か~ら~!!だめだっつってんじゃん!!

 

私「だめだって今日は…」

彼「だめ?だめってなに~?」

私「だめはだめ!嫌じゃないけどだめなのー!我慢してるんだからー!」

彼「だめって日本語わかんない、魚とか動物の名前~??(酔っぱらってるのかわけわからんことを言っている)」

 

途中で、この人「だめ」って言われることに若干面白がっているというか、嫌がる私を面白がってる?ということに気がつきました。普段こんなにグイグイ来てくれることないのに!不本意~!!!

 いよいよ怪しいところに手が伸びてきたので、我慢できなくなりそうな気がして彼の頭を軽く叩いちゃいました。それにしても、ひどい。私が我慢しているのを知ってのこの所業。我慢できなくなっちゃうし、我慢できなくなってもお泊まり不可能なんだからどうしようもないのにー!!!

 

「もうかえろう!!!」と私が言ったのでお開きの感じになったのですが、その前にチョコを渡さないと。彼の大好きな犬のキャラが描いた紙袋を見て、彼が「紙袋いいじゃん!!」と絶賛。ふふふ、中身も喜ぶぞ…と思ってはいたんですが。中身を見たら思ってたより数倍以上の喜びかたしてくれました。笑

彼「わー!!すごい!!あけていい!??!!」

私「君のだから好きにしていいよ」

犬のキャラクターにはしゃぐ成人男性。笑

始終にやにやしてたのに、急に顔をキリッとさせて「ほんとは俺がス○ーピー別にそんな好きじゃないって言ったらどうする?」と謎の絡み方をしてきたけど、またすぐに顔を綻ばせて「わー!すごいー!○○も描いてるー!!」って箱いじりだしたので、かわいすぎる。めちゃめちゃ好きじゃん。

紙袋の中に入れていたお手紙には気付かれなかったので、「お家に帰ったらもっとちゃんと見てね」と念押ししてお片付け。無事、翌日お手紙に対するお礼もいただきました。笑

 

コートを着るとき彼の分も取って手渡したんですが、そのときに、ふと彼のね。あの。あそこを。見ちゃったんですけども。あ、あら???あれ、ひょっとして、ちょっとだけ、大きくなってる??

見てはいけないものを見た気がしつつ、興奮してたの自分だけじゃなかったんだなーなんて安心しつつ。男性ってそのまま帰って大丈夫なのかなーとか思いつつ。まぁ、コートでしっかり隠れてしまったのである意味ホッとしましたが。

 

鞄も持ち、さぁ出ようかというところで彼から「ちょっと待って」と言われて腕を掴まれる。

そのまま壁の隅まで追いやられて、壁に手を置かれて。あ、キスされる?かな?と思って目を閉じたけど、来ない。

そっと目を開けると至近距離に彼がいて、じっとこっちを見てる。あれ?チューしないの?なんて思いながら首を伸ばしてこちらからチューしようとしてるんだけど、絶妙に届かないー!!もどかしい!しかもちょっと避けられてる!?

 

私「えーっ!?なに!?なに!?なんで!!なに!?」

彼「…………」

私「なに!?ほんとになにー!?」

 

たまに近くなるから、やった、チューしてもらえる!と思いきや、また離れたり。焦らされてるのがわかってドキドキしてしまいました。

しばらく「なになに!?チューしないの!?」と慌てていると、ちょっと笑ってから後頭部に手を添えられて、引き寄せられてキスしました。いや。もう。とろける…これは…耐えられない…

シチュエーションに酔ってしまって気持ちよくて、腰が抜けてしまってずるずると壁にもたれながらしゃがんでしまいそうになるのを、彼の手が阻止して、また壁に押し付けられて、その最中も手が太ももをまさぐっていて。

ほんとに力がぬけちゃう、と思ったときに耳元で「もっとさわっても、いい?」と聞かれたので、「だめにきまってるでしょー!!」と頭を叩いて個室から出ました。笑

 

個室からでて彼が伝票を取ろうとすると……当然ない。

彼「ん?あれ?伝票ここになかったっけ」

私「大丈夫、伝票なんてものは最初からなかったんですよ」

彼「??」

 

若い店員さんに「とりあえずレジまで行ってもらったら」と言われ(ごめんもう払ったんや)混乱しつつレジまで行ってから彼がようやく事態を把握。面白かった。私スマートすぎるよね、ふふん、と思っていたら彼が靴箱の隅までぐいぐいと迫ってきて

彼「ちょっと!!いつのまに!!ちょっと!!!」

私「ふふーんスマートやろ」

彼「もー!なに!俺めっちゃ情けないやつじゃんー!」

その場でへなへなとしゃがんだここで初めて私のやらかしたミスを自覚しました。いや、スマートすぎ。やりすぎた。毎回たどたどしくも私のためにお金出してくれてる彼氏のプライドへし折ってしまった。

めちゃめちゃ反省したけど、変なところで素直じゃないから「いつものお礼」とぶっきらぼうにいってしまった。ばかばか。

 

帰りはいつものように手を繋ぎながら二人のお別れの駅まで、と思ってたのですが、残念ながらいつもと違う改札にすぐについてしまいました。

彼「あ、改札じゃん。○○の乗る電車なんだっけ」

私「地下鉄だけど、ここから歩いていけるよ。でもなー、お別れするの寂しいなー、彼氏がいつものところまで送ってくれたりしないかなー」

彼「えー、めんどくさい」

私「な……!!ひ、ひどい……!!」

とか言いながら、握った手の力は強くなってるし、改札は通りすぎてるし。結局いつもの改札まで二人で手を繋いでいきましたとさ。めでたしめでたし。