喪女日記

喪女が周りの人間に言えないことを吐き出すためのブログ。のろけだの美容系だの喋りたい。

喪女、初めてのホテルの巻

正確に言うと、ラブホ女子会なら数えきれないほどしてきたのですが

初めて彼氏といってきました!できるだけお下品な話題は控えつつ、素敵な話だけを書きたいと思います!!!

 

本日のおデートの目的はカラオケ。二人とも音楽好きなので、カラオケもけっこうガチで歌いまくります。笑

いつもゲームで彼に負けているので、今日こそは勝って「お願い権」を手にいれるぞ!と意気込んでいきました。

 

それにしても彼氏の歌、かっこいい。たまらない。隣で聞いてて常にドキドキする。なんでこんなかっこいい人が彼氏なの!?騙されてるんじゃない!?と信じられなくなるぐらいかっこいい。

ためしに「歌ってるとき録音しても良い?」と聞いたら、めっちゃ渋られましたが、最終的には了承してくれました。優しい。

ちなみに、録音してる最中私が「かっこいいー!」と言わないように我慢して口押さえてたら、間奏のときにこっち見て人差し指唇に当てて「しー」ってやってたのにガン萌えしました。たまらん。かっこいい。男性ホルモンの塊か?

 

ところで、私も学生時代バンドしてたし歌うの大好きなんですが、いまいち彼ウケのする歌い方と曲がわかんないんですよね…。

なんか、可愛い声できゅるきゅる歌うのがいいわけじゃないだろうし、かといって彼の好きな男性ボーカルの邦楽ロック歌ってるのもなんか、女の子としてどうなの?って感じだし。好きな歌はだいたい喪女らしい暗い曲調のシンガーソングライターだし…

男の人って何歌っても下手じゃなけりゃ(おまけに好きな人なので補正もついて)めちゃくちゃかっこいいじゃないですか。印象良くなるしかない。

女って何歌えばいいんだ??西野カナか???なんだ??と思いつつ、採点勝負のためにガチバラードや熱い感じのアニソンを選曲。

友達とカラオケ行くときによく歌う曲だったので、まぁ「上手く歌う」自信はそこそこあったのですが、終わったあと彼が「か、かっこいい!!!」と褒めてくれたのが面白かったです。ちゃうやん!可愛いって言われたいやん!

 

まぁ選曲のおかげで二回とも私が勝ったので、今日は二回分私がお願い権をもらえることになりました。

フフーン!いつものお返ししてやるぞー!なんて思いつつ、そのうち時間が来たのでお外に。

 

さて、本日は、カラオケのあとにホテルに行く約束だったのです。

というのも、先日電話をしていたときに彼がふと「次はカラオケだけかー、イチャイチャできるのはその次のお家デートかな」と言ってきたので、「それなら、二人でゆっくりできるところいく?」と聞いてしまったからなのですが。

私から誘ってしまった感じになって非常に恥ずかしい…。でもイチャイチャはしたい!!

 

彼は別に私が初彼女なわけではないのですが、

キス以上のことは私と同じで未経験とのこと。「ホテルもはじめて?」と聞くと、「当たり前でしょ!」ですって。なんか嬉しいね。

というわけで、お互い(まぁ主に彼だけど笑)そもそもホテルに興味津々。どこにあるのかな!?どんな風になってるのかな!?とワクワクしてるのが見てて楽しかったです。

 

五時前に早めの晩御飯を済ませてから、ネットで検索した人気そうなホテルを目指して出発。

彼は元々関東の人なので、地の利は関西人の私にあるんですが、さすがにホテルに先導して向かうのは恥ずかしかったので道の確認は丸投げ。ごめんね。

「こっちかな?」「ここから曲がってみる?」「行きすぎたな…」なんてやってたら、気がつくと無料案内所や大人のオモチャ屋さんやらキャバクラが目につくように。ラブホテルの看板もある!

 

彼「それっぽくない!?それっぽい感じになってきたね!おお~、それっぽい!」

 

めっちゃ興奮しとる!!!

迷いつつお目当てのホテルに到着しましたが、残念ながら満室。隣にあった綺麗そうなホテルに入ることにしました。

 

彼「待って、これどうしたらいいの?」

 

ラブホテルの受付、無人でパネルが並んでるじゃないですか。いつもは女子会なので予約しておいてフロントに声かけて入るんですが、まぁ一応なんとなく方法は知ってるので。

「光ってるところ選んだら良いよ。二つしかあいてないねぇ」と言うと「さすが詳しい~」と彼。楽しんでんなぁ。

 

姫系ロイヤル部屋と、落ち着いたエレガンス部屋が空いてたので、エレガンス部屋になりました。(ちょっと姫系に入りたかった)

 

エレベーターから降りると、もう彼も大興奮(ホテルにです。)

「おおー!」「わー!」とキラキラしながら辺りを見る姿が可愛い。チカチカしてる部屋番号のところへ入って、さっそく料金の機械をさわる。入るとすぐに二つドアがあったので、開くと片方がトイレとお風呂、もう片方が部屋でした。

 

彼「おおー!お風呂!ほんとだ!お風呂にもテレビある!部屋!広い!」

 

まじで大興奮じゃん!笑

コート着たまま、鞄持ったままでソファーの隣に来るようにぼふぼふしてきたから、「コート脱いで鞄置きな」と促した。少年か?

 

さて、今から始めるなら先に身を清めておく必要があるわけじゃないですか…

「トイレ行ってくる」と言いつつその場を離れ、さっとシャワーで最低限のところを綺麗にして戻ると、めちゃめちゃ楽しそうに彼がリモコンいじってました。

 

彼「すごい、普通のテレビやってる」

私「そりゃテレビだもんね」

彼「でもここ押すとアダルトチャンネルになる!(目がキラキラしている)」

私「そうだねぇ ラブホだもんねぇ」

 

純粋な目でテレビをいじくり回す彼。萌える。いい感じにアダルトチャンネル見てそういう流れに持っていくつもりなのかなー、と思ったんですが、何故か映るのが一つだけで、何やらふんどしの汚なめのオッサンががっつり出ているので、二人ともこれ見るのはなぁ~って感じ。

結局普通のテレビにして、ニュースを流してました。

 

次第に彼が私の肩に頭を預けてきて、甘えてくる。頭を撫でているとだんだんスイッチが入ってしまったらしく、イチャイチャが始まりました。

しかし。パンダとか事件とか政治の話とかに、めちゃめちゃ、気が散る!!!!!

「ごめん。テレビ消せる?」となんとか言って、ようやく静かな空間でイチャイチャできるようになりました。

 

今まで、私が少し怖いのと

彼が緊張しているのと

多分、毎回二人ともお酒の勢いに任せていたのと笑

 そんなことがあったので、最後まではなかなか…という感じだったのですが、

 

なんだかちょっと不安そうに「最後までしてもいい?」と聞かれて

確認とってくれるのが嬉しいなと思いつつ頷いたり。

 

30歳手前まで、大切にしてなかったけど結果として残っていたものの喪失は、実はけっこうあっさり、あっという間でした。

正直テンパっていたのが大きくて、痛いとか痛くないとか、気持ちいいとか気持ちよくないとかの感覚はまったく分からなくて

ただただ、「嬉しい」とか「好き」って感情が胸の中をいっぱいに満たしていた気がします。

 

なんか最中会話はなかったんだけど(彼も自分で余裕無さそうなこと言ってたわりには痛くない?とは聞いてくれたんだけども)

手を繋いでくれて、キスもしてくれて、信じられないくらい幸せでふわふわしてました。

恥ずかしくて彼のことはちゃんと見られなかったんだけど、

私の顔の横にある、力強い筋ばった腕とか

もっと近付きたくて抱きついたときに気がついた汗ばんだ背中とか

全部がかっこよくて大好きで、いっぱいいっぱいでした。

 

終わったあと、しばらく二人で茫然自失、って感じだったのですが

ふと、彼が正気に戻ったのか

「俺だけ裸だ!」って恥ずかしそうにしてたのがなんかおかしくて愛しかったです。

逆に、そういえばなんで私の方がちょっと服着てたの笑

 

彼が先にささっとお風呂入りに行ったときは少しだけ寂しかったんですが、

戻ってきたら「俺が先に入るべきじゃなかったかも?」と謝ってくれたし

私がシャワーから戻ってきたら、彼がベッドで寝ていたので

これは隣に入っていいものなのかな?用は済んだからさっさと出るって言われたらどうしようかな?と思って見てたんですが

気がついた彼がお布団を開いて「こっちおいで」と言ってくれたので、そこからごろごろタイムが始まって幸せでした。

 

なんかほんと、周りからの話と今までの知識で、男の人は終わったらさっさと向こう向いて寝る!とか、終わったら触るのも嫌がる!とか聞いてたんですが

私のこと抱き寄せてくれて、頭撫でてくれて、いわゆるピロートークというやつをしてくれて

ほんとにほんとに大好き、って思ったし、幸せすぎて怖くもなりました。生まれてこの方ずっと一人身で、喪女だったのに、こんなに急に幸せでいいのか…??

このままずるずる、彼氏がいないと生きられないようにされてしまいそうでそこが怖いような、それこそが恋愛の醍醐味のような。もう立派に大人だから溺れてもいられないから、なんとか自立していたいんですが。

今までいろんな辛いことや悲しいことを、あまり人に頼らずに生きてきたのに、同じことが起こったら次は一人では乗り越えられなさそうな、そんな気がします。

 

結局そのあと二時間ほどたまに寝ながら、たまに話しながらごろごろして

二人とも翌日に予定があるので終電に間に合うように出ました。

お願い事、実はこの時点で一つ残っていて(一つ目はイチャイチャしてるときに彼氏は動かないで!と言って私が好き勝手いじくり回すというイタズラに使いました笑)

冗談混じりで「もう一つのお願い事ね、今日はずっと一緒にいたいな、ってお願いしようかと思った笑」と言ったら

「ごめん!俺明日昼に友達との約束ある!えー!!!しまったー!なんで約束したんだろー!」ってけっこう真面目に後悔して謝られたので

面白かったし、愛されてるなーと思った笑

 

「そうだよ、大人なんだから翌日に用事あるのに急にお泊まりとかしちゃだめだからね。ちゃんと帰るからね。」

って言って(そもそも冗談のつもりだったので)その日はちゃんとお別れしました。

 

ちなみにもう一つの残ったお願いは

 

私「じゃあさー、壁ドンして」

彼「それ、やってって言ってやられて嬉しいの?笑」

私「嬉しいよ!急にやられたらびっくりするじゃん!むしろ覚悟の上の方が助かるよ!」

彼「そうなの?じゃあさ、今やるのも面白くないから、今度急にやるね」

 

私が忘れた頃にやってくれるらしい

やったー!いつかな?次のデートかな?と思っていたのですが、案外それは早くに訪れました。

部屋の精算機が詰まるというハプニングが起こり、フロントでお会計を済ませてからのエレベーターの中。

精算機詰まらせたの私だったので、ごめんね、と言おうとしたら

彼が急に私の後ろの壁に手をおいて

チュッと、軽くキスをしました。

そこからエレベーターが一階に着くまで少し深くキス。

 

彼「ごめん、なんか上手く壁ドンできなかった」

 

ちょっと照れ笑い。

いや

上手く、というか

だからヘタレわんこ攻めとして100点満点やねん!!!!!!、!!!!!!

これBLゼミでやったところだ!!!、!!!!!!

 

きゅんきゅんしながら、

ネオンギラギラのラブホ街を歩いて帰りましたとさ。

 

彼「なんかさ、今までこういう通り歩くの怖かったけど」

私「うんうん」

彼「今なんか、堂々と通れるね笑

俺まさに今その場所から彼女と出てきましたけど!みたいな笑」

 

かわいいを少しはおさえろ!!!!!!!!!!!!!!!!